一切合切
読み:いっさいがっさい
「一切合切」とは
持っているものや関係するもののすべてを、余すところなく残らずまとめる様子を表す言葉です。個別の要素を一つずつ分けるのではなく、丸ごとすべてをひとまとめにして扱う際に用いられ、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
使い分けのポイント
「一切合切」は、複数のものや事柄を例外なくすべてまとめる際に用いられる、やや口語的で情緒的な響きを持つ言葉です。ビジネスシーンや公的な文書では、より簡潔でフォーマルな「すべて」「残らず」「余すところなく」などに言い換えることで、信頼感や端的なわかりやすさを高めることができます。相手や場面に応じて、カジュアルな強調表現と使い分けることが重要です。
「一切合切」の言い換え・類語・関連語
最も一般的で広範囲に使える表現。
一つも例外を作らないことを強調する表現。
分割せずに全体をそのまま扱うニュアンス。
隠されたものや奥にあるものまで徹底的に奪ったり取り去ったりするさま。
少しの例外や不足もなく完全に網羅する丁寧な表現。
責任や業務などのすべてを自分側で引き受けるさま。
多くのものが山のように集まっている様子。
全体を捉えるさま(主に打ち消しを伴う)。
「すべて」の漢字表記で、より硬い文脈で使われる。
口語的で、取りこぼしがないことを強調する言い方。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本プロジェクトに関する資料はすべてクラウド上に保存しております。
今回の調査結果は、次回の企画書に余すところなく反映させます。
来期の予算計画については、総て役員会での承認を得てから進めます。
新規事業の立ち上げに伴い、今回のシステム開発を外部ベンダーに丸抱えで委託します。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お預かりいたしましたお荷物は、すべて安全に目的地へお届けいたします。
ご不明な点やご質問につきましては、その場で残らずご回答申し上げます。
本日のセミナーでは、最新の市場動向を余すところなくお伝えいたします。
ご提出いただきました書類につきましては、総て厳重に管理しております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
引っ越しの準備として、部屋の中の荷物をまるごとダンボールに詰め込んだ。
フリマアプリに出品するため、使っていない服をクローゼットから根こそぎ引っ張り出した。
冷蔵庫の中に古い食材が残っていたので、丸ごと全部処分することにした。
お皿の上に唐揚げがてんこ盛りにされていて、見るからにボリュームがあった。
例文
- 押入れの奥にあった不用品をすべて整理して、すっきりと片付けました。
- 今回のトラブルの原因を余すところなく洗い出し、再発防止策を策定します。
- 海外赴任が決まったので、不要になった家具や家電を根こそぎ処分しました。
- 冷蔵庫の中にある食材をまるごと使って、美味しいスープを作りました。
反対語・対義語
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