一目散
読み:いちもくさん
「一目散」とは
ある場所から他の場所へ、脇目も振らずに急いで逃げ出したり駆け出したりする様子。目標に向かって一直線に、あるいは恐怖や焦りから全速力で移動する際に用いられる表現です。単に速いだけでなく、周囲の状況を気に留めないほどの必死さや、迷いのない行動を強調するニュアンスが含まれます。
使い分けのポイント
「一目散」は、もともと「一目散に逃げる」というように、恐怖や焦りから逃げ出す際に使われることが多い言葉です。現代では単に「急いで目的地へ向かう」という意味でも使われますが、ビジネスシーンでは「逃げる」というニュアンスが含まれると誤解される可能性があるため注意が必要です。ビジネスでは「直行」「急行」「迅速」など、目的意識が明確で前向きな響きを持つ言葉を選ぶ方が適切です。一方、日常会話では「真っしぐら」や「猛ダッシュ」を使うと、その場の臨場感や必死さがより具体的に伝わります。
「一目散」の言い換え・類語・関連語
目標に向かって迷わず突き進む様子。
非常に急いでいる状態。
出せる限りの速さで動くこと。
非常に速く移動する様子。
逃げ足の速さを強調する慣用句。
目的地へ急いで向かうこと。
勢いよく突き進むこと。
激しく走る様子。
非常に焦って行動する様子。
寄り道せずに目的地へ向かうこと。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
トラブルの報告を受け、現場へ直行いたしました。
至急の案件につき、担当者が現地へ急行しております。
大急ぎで資料を作成し、会議に間に合わせます。
問題発生に対し、迅速な対応を心がけております。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
全速力で駆けつけましたが、間に合いませんでした。
急ぎ足で会場まで向かわせていただきます。
早急に確認し、改めてご連絡申し上げます。
ただちに現場へ駆けつける所存です。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
帰宅時間になると、彼は真っしぐらに駅へ向かった。
遅刻しそうだったので、バス停まで猛ダッシュした。
友達から呼び出しを受けて、飛んで行ったよ。
寝坊して、大慌てで家を飛び出した。
例文
- 火災報知器が鳴ると、人々は出口に向かって真っしぐらに逃げ出した。
- 彼は終電に乗り遅れまいと、駅まで脱兎のごとく駆け抜けた。
- 重要な会議の資料を忘れたことに気づき、大急ぎで会社へ引き返した。
- 犬が好物を見つけて、飼い主の手元へ全速力で突進してきた。
反対語・対義語
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