一部始終を話す
読み:いちぶしじゅうをはなす
「一部始終を話す」とは
物事の始まりから終わりまで、経過のすべてを漏らさず詳細に語ることを意味します。隠し事や省略をせず、ありのままの状況を伝える際に用いられる表現です。単に事実を並べるだけでなく、その場の雰囲気や経緯を含めて克明に説明するニュアンスが含まれます。
使い分けのポイント
「一部始終」は、物事の最初から最後までのすべての経過を指すため、非常に客観的かつ網羅的な報告が求められる場面で使われます。ビジネスシーンでは「一部始終」という表現がややドラマチックに響く場合があるため、「詳細をご報告する」「経緯を説明する」といった表現に置き換えるのが無難です。一方、日常会話では「洗いざらい話す」などの表現が、隠し事がないというニュアンスを強調する際に適しています。文脈に合わせて、事実の羅列なのか、感情を含めた告白なのかを見極めて使い分けることが重要です。
「一部始終を話す」の言い換え・類語・関連語
内容を細かく説明する一般的な表現。
細かい点まで漏らさず伝える様子。
物事の成り行きを順序立てて伝える。
隠し事なくすべてをさらけ出す。
省略せずにすべてを伝える丁寧な言い方。
隠されていた全体の姿を明らかにする。
一つ一つ順を追って説明する。
脚色せず事実のみを伝える。
客観的かつ詳細に事実を伝える。
物事の結末までの成り行きを話す。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
トラブルの経緯について詳細を報告いたします。
今回のプロジェクトの全容を説明させていただきます。
進捗状況につきましては逐一報告いたします。
会議にて事の顛末を述べさせていただきます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
その件につきまして、詳細にお話しいたします。
当時の状況を余すところなくお伝えします。
経緯を事細かにご説明申し上げます。
調査の結果、全容をご報告いたします。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
昨日の出来事を洗いざらい話してよ。
隠さずに全部ぶっちゃけて話すね。
面白いことがあったから、余すことなく話すよ。
何があったのか、ありのままに言ってごらん。
例文
- 警察に対して、事件の発生から解決までの経緯を一部始終話した。
- 彼女は怒りを抑えながら、彼とのトラブルの一部始終を友人に語った。
- 会議でプロジェクトが失敗した原因について、一部始終を説明する義務がある。
- 目撃者は、事故の瞬間の様子を一部始終話してくれた。
反対語・対義語
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