丁々発止
読み:ちょうちょうはっし
「丁々発止」とは
互いに激しく議論を戦わせたり、鋭くやり取りをしたりする様子を指す言葉です。もともとは刀と刀が激しく打ち合う音を表す擬音語から転じて、意見や主張をぶつけ合う白熱した場面で用いられます。単なる喧嘩ではなく、実力者同士が互角に渡り合うような、緊張感のある対立関係や議論の場を形容する際に適した表現です。
使い分けのポイント
「丁々発止」は、互いに引かずに激しくやり合うという緊張感のある場面で使われます。ビジネスシーンでは、単なる喧嘩ではなく「建設的な議論」や「互角の競り合い」というポジティブな文脈で使うのが適切です。ただし、相手を攻撃するようなニュアンスが強いため、目上の人に対して使う場合は「活発な議論」や「真摯な意見交換」といった言葉に言い換える方が無難です。また、日常会話では「バチバチしている」などの表現の方が、より状況を直感的に伝えやすい場合があります。
「丁々発止」の言い換え・類語・関連語
議論を戦わせることに焦点を当てた表現
激しく競い合う様子を視覚的に表現する
互いに譲らず対峙する姿勢を強調する
議論が非常に激しい状態を指す
激しく競り合う様子を刀の戦いに例えた表現
言葉や攻撃をやり取りする事務的な側面が強い
正面から堂々と対立する様子
言葉による激しい争いを指す
勢力が互角で張り合っている状態
互いに攻撃や議論を交わす口語的な表現
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
会議では両社の担当者間で激しい論戦が繰り広げられた。
プロジェクトの方向性を巡り、白熱した議論が続いている。
専門家同士による活発な意見の応酬が会場を沸かせた。
両者の主張は真っ向からの対立を見せている。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
業界のトップ企業同士が鎬を削る展開となっております。
市場シェアを巡り、激しい競り合いが続いております。
委員会では活発な議論が交わされました。
両者の実力は拮抗した状態にあります。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
あいつら、さっきからずっとやり合っているよ。
ライバル同士が火花を散らす試合は見ていて面白い。
どちらも一歩も引かないから、なかなか決着がつかないね。
会議室から二人のバチバチした空気が伝わってくる。
例文
- 両候補者はテレビ討論会で激しい論戦を繰り広げた。
- トップ同士が火花を散らす交渉は、数時間に及んだ。
- ライバル関係にある二人は、常に鎬を削るような関係性だ。
- 会議室からは、両者の真っ向勝負の議論が聞こえてくる。
反対語・対義語
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