先方
読み:せんぽう
「先方」とは
会話や取引などの相手方を指す言葉です。ビジネスシーンや公的な場面で、自分側に対するもう一方の当事者や相手企業などを丁寧に表現する際に多く用いられます。直接の対話だけでなく、第三者に対して相手側を指す場合にも使われる便利な表現です。
使い分けのポイント
「先方」は、自分側から見てもう一方の当事者を指す便利な言葉ですが、使い方には注意が必要です。直接の会話の中で「先方では〜」と言うと少し他人行儀に聞こえることがあるため、社外の相手や第三者に対して話す際に使うのが一般的です。さらに丁寧さを加えたい場合は「先方様」や「あちら様」と言い換え、契約や法的な文脈では「相手方」を選ぶなど、場面や相手との関係性に応じて最適な表現を使い分けましょう。
「先方」の言い換え・類語・関連語
契約や交渉などの法的・事務的な文脈でよく使われる硬い表現
会話や遊びなどの対象となる人を柔らかく表現する言葉
物理的な距離や、相手側の組織などをややカジュアルに指す表現
相手側をより丁寧に敬う表現で、敬称を重ねた形
最も一般的で広く使われる対象を指す言葉
指示代名詞として相手側を丁寧に指し示す表現
自社に対する外部の企業や組織を限定して指すビジネス用語
取引を行っている顧客の会社や店舗を指す言葉
自分側を指す対義語的な表現
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
契約の詳細について相手方と最終的な調整を行っております。
先方様からのご要望に沿えるよう、企画書を修正いたします。
午後は新規の客先へ訪問するため、直行いたします。
社外のパートナー企業と共同でプロジェクトを推進します。
資料の確認にあちら側の担当者をお待ちしております。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お相手のご都合に合わせて、面談の日程を調整いたします。
あちら様より大変ありがたいお言葉をいただきました。
先方様のご意向をしっかりと踏まえて対応いたします。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
向こうの意見も聞いてから決めたほうがいいよ。
連絡するの忘れてたから、今から相手に電話するね。
あちらがそんな態度なら、こちらも考え直すしかないね。
例文
- 契約内容に不備がないか、相手方と念入りに確認を進めてください。
- お相手様からいただいたメールには、本日中に必ず返信をお願いします。
- 午後の訪問に向けて、客先の特徴やこれまでの経緯を確認しておこう。
- こちらの条件を伝えたところ、向こうからも前向きな返事があった。
反対語・対義語
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