初心忘るべからず
読み:しょしんわするべからず
「初心忘るべからず」とは
物事を始めたときの新鮮な気持ちや、未熟だったころの謙虚な姿勢をいつまでも忘れずに持ち続けるべきだという戒めの言葉。時間が経って慣れてしまっても、初心に立ち返る大切さを表します。
使い分けのポイント
「初心忘るべからず」は、世阿弥の残した言葉に由来し、単に「過去を懐かしむ」のではなく、「未熟だったころの謙虚な姿勢や情熱をいつでも思い出し、今後の成長の糧にする」という意味合いを持ちます。ビジネスシーンでは、よりフォーマルに使える「初志貫徹」や「初心に帰る」と言い換えると、意志の強さや誠実さをよりスマートに伝えることができます。
「初心忘るべからず」の言い換え・類語・関連語
最初に心に誓った志を最後まで持ち続けること
物事を始めたころの新鮮な気持ちや目的を思い出状態に戻すこと
過去のフレッシュなモチベーションを再確認すること
物事の出発点や基本に立ち返って状況を見直すこと
始めたときの純粋な気持ちを維持し続けること
最初に抱いた気持ちや方針を曲げずにやり通すこと
最初に持った姿勢や志を固く守り続けること
過去の純粋な情熱を再び呼び覚ますこと
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
どんなに困難なプロジェクトであっても、初志貫徹の姿勢で完遂を目指します。
売上が好調なときこそ初心に帰り、顧客対応の基本を徹底しましょう。
経営戦略を見直すにあたり、我が社の原点を振り返る必要があります。
創立以来の理念を胸に、社員一同初心を堅持して業務に励みます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
新しい期を迎えるにあたり、私たちも初心に帰って業務に邁進いたします。
皆様のご指導のもと、社員一同初志貫徹の覚悟で取り組んでまいります。
お世話になった皆様への感謝の気持ちと、初心を忘れない姿勢を大切にいたします。
弊社のサービスにおきましては、常に原点を振り返る姿勢を忘れてはおりません。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
たまには昔の写真を見て、働き始めたころの初心を思い出すのも大事だよ。
どんなに仕事に慣れても、失敗したときの初心を忘れないようにしよう。
マンネリを感じたら、一度初心に帰って新しいことに挑戦してみよう。
壁にぶつかったときは、この仕事を始めた理由をもう一度初心を思い起こして考えてみて。
例文
- どんなにプロジェクトの規模が大きくなっても、初志貫徹の精神を忘れてはならない。
- 入社時の気持ちを思い出すために、定期的に初心に帰る時間を作ることが大切だ。
- マンネリを感じたときは原点を振り返り、なぜこの仕事を始めたのかを考える。
- 日々の業務に追われているときこそ、初心を忘れないように心がけている。
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