到底容認できない
読み:とうていようにんできない
「到底容認できない」とは
ある事態や行為が、道理や倫理、あるいは組織の基準に照らして、どのような状況下でも受け入れることが不可能であるという強い否定の意思を表す表現です。怒りや拒絶の感情を伴うことが多く、交渉の決裂や厳しい抗議の場面で用いられる非常に強い拒絶の言葉です。
使い分けのポイント
「到底容認できない」は、相手の提案や行為に対して強い拒絶を示す非常に重い表現です。ビジネスシーンでは、感情的になりすぎず、論理的な根拠を添えて伝えることで、より説得力が増します。また、「承服しかねる」や「看過できない」といった類語と使い分けることで、状況に応じた適切な距離感を保つことが可能です。ただし、多用すると対話の余地を完全に閉ざしてしまうため、交渉の最終段階や、倫理的に重大な問題が発生した際など、ここぞという場面で使用するのが賢明です。日常会話では「ありえない」「納得できない」といった表現に置き換えるのが自然です。
「到底容認できない」の言い換え・類語・関連語
強い意志で拒絶する
心情的に納得できない
見過ごすことができない
基準を逸脱している
納得して従うことはできない
明確に反対の姿勢を示す
交渉において妥協の余地がない
受け入れることが困難である
論理的に受け入れられない
強い拒絶の姿勢を強調する
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の契約条件については、到底承服しかねます。
このような不祥事は、組織として看過いたしかねます。
提示された納期は、到底受け入れがたい提案です。
この度の決定には、断固として反対いたします。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
そのような事実は、到底認められません。
ご提示の条件では承服いたしかねます。
現状は容認しがたい状況であると判断しております。
ご説明を伺っても、到底納得いたしかねます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
そんな理不尽な要求、絶対に無理だよ。
あんな態度は、正直ありえない。
それはさすがに認められないよ。
どう考えても納得いかない。
例文
- このような不当な要求は、断じて認められない。
- 安全基準を無視した設計など、到底容認できるものではない。
- 度重なる納期遅延は、取引先として看過できない事態だ。
- 公的な立場にある者の発言として、許容範囲を超えている内容である。
反対語・対義語
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