太鼓判を押す
読み:たいこばんをおす
「太鼓判を押す」とは
ある人物や物事に対して、間違いがないと強く保証すること。信頼できるという確信を持って、相手に推薦したり請け負ったりする際に用いられる慣用句です。江戸時代に、芝居小屋の興行主が許可の証として太鼓を叩いたことに由来し、現在では品質や能力への絶対的な信頼を表明する際によく使われます。
使い分けのポイント
「太鼓判を押す」は、自分の判断や相手の能力に対して絶対的な自信があることを示す強い表現です。ビジネスシーンでは「保証する」や「推奨する」といった客観的な言葉の方が好まれる場合もありますが、あえてこの慣用句を使うことで、強い熱意や信頼感を伝えることができます。ただし、目上の人に対して使う場合は、相手を評価するようなニュアンスが含まれることがあるため、文脈に注意が必要です。また、「折り紙付き」は「既に評価が定まっている」という状態を指すのに対し、「太鼓判を押す」は「今まさに自分が保証する」という能動的な行為を指すという違いがあります。
「太鼓判を押す」の言い換え・類語・関連語
間違いがないと請け負う、最も一般的で客観的な表現。
品質や価値が確かなものであると認められている状態。
権威ある者からのお墨付きを得ていること。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
この製品の耐久性は、弊社の検査部門が責任を持って保証いたします。
専門家チームが、今回のシステム導入を強く推奨しております。
今回のプロジェクトリーダーの手腕には、全役員が太鼓判を押しております。
彼が作成した資料の正確さには、私も太鼓判を押すことができます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
こちらのプランにつきましては、私どもが太鼓判を押してご提案いたします。
このサービスの効果につきましては、私どもが責任を持って保証いたします。
担当者も太鼓判を押すほどの自信作ですので、ぜひご検討ください。
多くのお客様から太鼓判を押していただいている人気のコースでございます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
先生からのお墨付きをもらったから、この参考書は間違いないよ。
あの子の歌唱力は折り紙付きだから、オーディションも大丈夫だよ。
この店のラーメンは本当に美味い。俺が太鼓判を押すよ。
彼なら絶対に成功するって、僕が太鼓判を押すから安心して。
例文
- この新製品の品質には、開発チーム全員が保証するほどの自信がある。
- 彼女の料理の腕前は折り紙付きで、誰が食べても絶賛する。
- 上司からのお墨付きを得た企画なので、会議での承認は確実だろう。
- 彼が推薦する人材なら、間違いなく優秀であると保証できる。
反対語・対義語
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