存じ上げません
読み:ぞんじあげません
「存じ上げません」とは
「存じ上げません」は、相手の人物や物事について、全く知らない、あるいは面識がないことを謙って表現する言葉です。「存ずる」の謙譲語と「知る」の謙譲語が組み合わさった表現で、主にビジネスシーンや目上の人に対して使用されます。
使い分けのポイント
「存じ上げません」は主に人物に対して使うのが最も自然ですが、物事に対して使うことも間違いではありません。ただし、物事に対しては「存じません」の方がすっきりと収まることが多いです。また、相手の質問に対して単に「知らない」と突き放す印象を与えないよう、あとに続く言葉でフォローや代替案を提示するとより丁寧なコミュニケーションになります。
「存じ上げません」の言い換え・類語・関連語
対象が物事や情報である場合によく使われる簡潔な謙譲表現。
相手の要望や質問に対して、知見がないため対応できない旨を丁寧に伝える表現。
情報や事実について、自分の耳に入っていない、または把握していないことを示す表現。
その事柄についてこれまでに見たことも聞いたこともない事実を伝える表現。
その分野や事情について詳しくないことを上品に伝える表現。
専門的な知識や情報の手持ちがないことを専門的かつ丁寧に述べる表現。
その事柄には自分は関係しない、または立ち入らないという意志を示す表現。
その話題や情報についてこれまでに聞いたことがないことを表す表現。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
その詳細なデータについてはあいにく存じません。
直ちにお答えすることは分かりかねますので、確認いたします。
その件の決定事項についてはまだ承知しておりません。
あいにくその業界の動向には不案内でございます。
当該のシステムに関する知見を持ち合わせておりません。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
あいにくそのお名前の方は存じません。
そのご質問にはお答え分かりかねます。
お尋ねの件はまだ承知しておりません。
その噂についてはまだ耳にしておりません。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
その人のことはちょっと知らないな。
今の質問の答えは分からないや。
そんな話はまだ聞いていないよ。
そんな噂は今まで見聞きしていないね。
例文
- その新しいプロジェクトの責任者についてはあいにく存じません。
- お尋ねいただいた方針の変更についてはまだ承知しておりません。
- あいにくその専門分野については知見を持ち合わせておりません。
- そのお名前の取引先企業については今のところ分かりかねます。
反対語・対義語
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