微に入り細を穿つ
読み:びにいりさいをうがつ
「微に入り細を穿つ」とは
物事の細かな点まで注意が行き届き、非常に念入りである様子を指す言葉です。単に細かいだけでなく、隠れた部分や複雑な箇所まで徹底的に調べ上げたり、丁寧に処理したりする姿勢を評価する際に用いられます。肯定的な文脈で使われることが多く、仕事の質や観察眼の鋭さを称賛する表現として定着しています。
使い分けのポイント
「微に入り細を穿つ」は、対象が非常に細かい部分まで注意を払っていることを褒める際に使われます。似た言葉に「重箱の隅をつつく」がありますが、こちらは「細かいことをしつこく指摘する」という否定的なニュアンスが強いため、文脈によって使い分ける必要があります。ビジネスシーンでは、相手の仕事ぶりを称賛する際に「非常に丁寧で、細部まで配慮が行き届いています」と言い換えると、より誤解なくポジティブな評価を伝えることができます。
「微に入り細を穿つ」の言い換え・類語・関連語
構造や内容が極めて緻密であること
大きいことも小さいことも全て網羅すること
決まりや細かい点まで正確に行う性格
隙がなく、非常に細かいところまで行き届いていること
情報や記述が非常に詳しいこと
注意が行き届いていて失敗がないこと
注意深く念入りに行うこと
見落としなく全体が管理されていること
構成や計算が非常に細かく正確であること
中途半端な部分を残さずやり遂げること
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の契約書の内容を精査する必要があります。
市場調査の結果は網羅的なデータに基づいています。
プロジェクトの成功に向けて万全を期す体制を整えます。
緻密な計画のおかげで納期を遵守できました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
入念な準備のおかげで無事に終了しました。
細部まで配慮された素晴らしい資料ですね。
いつも丁寧な仕事をしていただき感謝しております。
手抜かりのない対応に安心いたしました。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
彼は料理の盛り付けにこだわりが強い。
準備が抜かりなくて助かるよ。
彼女の掃除はいつも丁寧で感心する。
趣味のプラモデル作りに関してはかなりの凝り性だ。
例文
- 今回のプロジェクトは、チーム全員が精緻を極める姿勢で取り組んだ結果、成功を収めた。
- 報告書には細大漏らさず全ての経緯が記録されており、非常に信頼性が高い。
- 彼はどんな小さな作業でも綿密にこなすため、周囲からの信頼が厚い。
- この設計図は、プロの目から見ても手抜かりがないほど完璧に仕上がっている。
反対語・対義語
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