意気消沈
読み:いきしょうちん
「意気消沈」とは
物事がうまくいかなかったり、思わぬショックを受けたりしたために、すっかり元気を失って気力が萎えてしまう状態を表す言葉です。計画が頓挫した時や期待外れの結果に直面した際などに、心が折れて落ち込んでいる様子を示します。
使い分けのポイント
「意気消沈」はフォーマルな響きを持つため、日常会話では「気落ちする」や「へこむ」といった柔らかい表現が自然です。ビジネスシーンや公的な文書では「落胆」や「意気阻喪」を使うと、より状況の深刻さやフォーマルさが正確に伝わります。相手の状態を気遣う場面では、言葉の持つ重さに配慮して適切な言い換えを選ぶことが重要です。
「意気消沈」の言い換え・類語・関連語
期待が外れてがっかりし、気力をなくすこと。一般的な言い換えとして最も広く使われます。
ショックや失望によって元気をなくすこと。日常会話からビジネスまで幅広く使われる表現です。
希望や目的を失って心が折れること。より深刻でドラマチックなニュアンスを含みます。
途中で計画や希望が駄目になり、気力を失うこと。プロセスの中断に焦点を当てた言葉です。
元気がなく、しょんぼりしている様子。外見的な様子を表すのによく用いられます。
気力が奪われてすっかり弱ってしまうこと。より硬い表現で、文章や報道でよく使われます。
物事に対するエネルギーやモチベーションが完全に失われた状態を指す言葉です。
失望して元気をなくしている体を表現する慣用句的な言い換えです。
気分が沈んで閉じこもり、元気がなくなる様子を表す動詞表現です。
大きな打撃を受けて、精神的に完全に参ってしまうさまを表します。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
予期せぬトラブルによる今回の結果には、社内全体が深く落胆しております。
コンペに落選したチームはしばらく意気阻喪していたが、現在は前を向いている。
彼はプロジェクトの中止という失意の底から、見事に這い上がってきた。
一度は事業の失敗で挫折を味わった彼だが、その経験をバネに再起した。
あまりの忙しさに社員が気力喪失しないよう、労務管理を徹底する必要がある。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お客様をこのような形で落胆させてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
ご期待に添えず、担当者も大変悄然としておりました。
社長は失意の時期を乗り越え、再び力強く歩み始められました。
突然の知らせに、ご家族皆様が深く打ちひしがれていらっしゃいます。
どうかこれ以上お気落ちなさらないよう、心よりお願い申し上げます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
テストの点数が悪かったくらいで、そんなに気落ちしないでよ。
推しのライブのチケットが外れて、友達がすっかり肩を落としていた。
彼は最近ずっと部屋にこもって塞ぎ込んでいるから、ちょっと心配だ。
欲しかったおもちゃが売り切れていて、子供がしょんぼりしている。
ちょっと上司に注意されただけで、そんなにへこまなくてもいいのに。
例文
- 大きな商談を逃したショックで、彼はすっかり落胆した様子で会社に戻ってきた。
- 今回のトラブルでチーム全体が意気阻喪しているため、まずはメンバーのケアに努めたい。
- 大切な試合に負けて肩を落としている息子に、なんと声をかけていいか分からなかった。
- これほどの失敗でいつまでも塞ぎ込んでいる暇はないので、すぐに次の対策を考えよう。
反対語・対義語
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