手ぐすね引いて待つ
読み:てぐすねひいてまつ
「手ぐすね引いて待つ」とは
戦いや勝負の準備を万全にして、相手がやってくるのを今か今かと待ち構える様子を表す言葉です。手薬煉とは弓の弦を丈夫にするために塗る松脂などのことで、それをあらかじめ塗っていつでも戦えるように備えていたことに由来します。
使い分けのポイント
「手ぐすね引いて待つ」は、戦いや勝負の準備をして相手を迎え撃つ状況で使われます。元々は好戦的なニュアンスや、相手の失敗を待ち構えるようなやや攻撃的な含みを持つため、ビジネスシーンでは「万全の態勢で待つ」「準備を整えて待ち受ける」などの表現に言い換えると、より洗練された印象になります。
「手ぐすね引いて待つ」の言い換え・類語・関連語
相手が来るのをあらかじめ準備をして待つこと。
対象語句の表記揺れであり、同様の意味を示す。
機会を狙ってじっと様子を窺っている様子。
好都合なチャンスが訪れるのを静かに待つこと。
何かが起きるのに備えて心構えをしておくこと。
攻撃や出来事に対して体勢を整えて備えること。
相手が来る場所で隠れて待つこと。
万が一に備えて前もって準備をしておくこと。
準備をして待ち受ける意味の類似表現。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
競合他社の新しい動きに対して、弊社は万全の態勢で待ち構えている。
新規参入のチャンスが訪れるのをじっと機会を窺っている状態だ。
厳しい質問が飛んでくることを予測して、一同は身構えた。
相手からの反論に備えて、法務チームはしっかりと準備を整えて待つ方針だ。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お客様からのご質問に対して、万全の準備をして待ち受けております。
新年度のプロジェクト開始に向けて、お迎えする準備を整えております。
次の展開に向けて、現在は静かに機会を待つ状況でございます。
どのような結果であっても受け入れるよう、あらかじめ心構えをしておく所存です。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
あいつが謝ってくるのを、ずっと部屋で待ち構えていたんだ。
今度のセールで狙い撃つために、欲しいものをリストアップしている。
友達を驚かせようと、角を曲がったところで待ち伏せた。
親に成績を見せる前は、かなり気構えておいたほうがいい。
例文
- ライバル企業の新型モデルの発表会に対し、業界全体が万全の態勢で待ち構えている。
- 相手がクレームをつけてくるのを予測して、担当者はしっかりと準備を整えて待つことにした。
- 次の交渉を有利に進めるため、彼は数日前からじっと機会を窺っていた。
- 難しい質問をされることを想定し、会議の前に一同は身構えた。
反対語・対義語
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