断固として
読み:だんことして
「断固として」とは
自分の意志や方針を曲げず、非常に強い決意を持って物事を行う様子を表す言葉です。妥協の余地がないほど固い決心や、反対・拒絶の意思を明確に示す際に用いられます。公的な場面での宣言から、私的な強い決意まで幅広く使われる表現です。
使い分けのポイント
「断固として」は、強い意志や決意を伴うため、日常会話で多用すると相手に威圧感や攻撃的な印象を与える可能性があります。ビジネスシーンでは、単に「断固として」と繰り返すよりも、「毅然とした態度で」「断固たる措置を講じる」のように、具体的な行動や姿勢とセットで用いることで、より説得力と品格が増します。また、否定的な文脈(拒否や反対)で使われることが多いため、相手との関係性を考慮し、状況に応じて「きっぱりと」や「慎重に検討した結果」といった表現と使い分けるのが賢明です。
「断固として」の言い換え・類語・関連語
迷いや躊躇がなく、態度が明確である様子。
他と比較して圧倒的である、または意思が強いこと。
周囲が何を言っても決して動じない様子。
最後まで徹底して貫き通すという意志。
意志が強く、態度がしっかりしている様子。
形容詞的に用い、強い決意を伴う意志そのもの。
副詞的に用い、強い決意を強調する。
強い意志を持って受け入れないこと。
相手の意見を退け、自分の主張を押し通す様子。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
不当な要求に対しては、断固たる措置を講じる所存です。
交渉の場では、毅然とした態度で臨む必要があります。
先方は今回の条件変更に対し、強硬な姿勢を崩しません。
組合側は、今回の賃金カット案に断固反対の意を表明しました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
この件につきましては、断固としてお引き受けいたしかねます。
先方へはきっぱりとお断りする旨を伝えました。
毅然と対応させていただく所存でございます。
あくまで現状維持で進めるべきだと考えております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
誘われたけど、きっぱり断ったよ。
あいつは頑として自分の意見を曲げないんだ。
絶対に行かないと決めているんだ。
あくまで自分のやり方を通すつもりだ。
例文
- 会社側は不当な要求に対してきっぱりと拒否の姿勢を貫いた。
- 彼は自分の信念を曲げず、断然最後まで戦い抜いた。
- 不正行為については頑として許さないという方針が示された。
- 周囲の反対を押し切って、彼女はあくまで留学の道を選んだ。
反対語・対義語
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