泣きっ面に蜂
「泣きっ面に蜂」とは
不運や不幸が重なることのたとえ。ただでさえ困っている状態のときに、さらに別の悪い出来事が起こる状況を指します。日常会話からビジネスまで幅広く使われ、次々と災難が降りかかる理不尽さや切なさを表現する際に適した表現です。
使い分けのポイント
「泣きっ面に蜂」は日常会話からビジネスまで幅広く使える慣用句ですが、少し情緒的でインパクトの強い表現です。ビジネスシーンやフォーマルな場では、客観的でスマートな印象を与える「踏んだり蹴ったり」「一難去ってまた一難」「不運の連続」などに言い換えると自然です。また、反対語としては予期せぬ幸運を表す「棚からぼた餅」や、物事が順調に進む「トントン拍子」などが挙げられます。
「泣きっ面に蜂」の言い換え・類語・関連語
不運や災難が立て続けに起こるさまを表す最も一般的な表現。
困っているときに、さらに悪いことが重なることを表す古くからの言い回し。
困難をようやく乗り越えた直後に、再び別の困難が起こるさま。
悪い出来事が途切れなく連続して発生する客観的な状態。
不運が重なってさらに悲嘆に暮れる状況を少し文学的に表現したもの。
「泣きっ面に蜂」とほぼ同義で、不運にさらに不運が重なること。
幸運に恵まれず、悪いことが何度も続いて起きてしまうこと。
すでに悲しい思いをしている状態を指す略式表現。
悪いことが重なることを表す別の比喩表現。
苦境にある人をさらに追い詰めるような残酷な状況を表す。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
システム障害の復旧作業中に停電が起きるなど、まさに踏んだり蹴ったりの状況です。
クレーム対応が一段落した矢先に別のトラブルが発生し、一難去ってまた一難の様相を呈しています。
今月は海外サプライヤーの遅延など災難続きで、スケジュールの大幅な見直しを迫られています。
度重なる不運の連続により業績が圧迫されていますが、ここが踏ん張りどころです。
人員不足に悩む中で主力メンバーが体調を崩し、まさに弱り目に祟り目の状態です。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
電車が遅延した上に忘れ物まで発覚し、本日はまことに踏んだり蹴ったりの一日でございました。
多忙な時期にトラブルが相次ぎまして、まさに一難去ってまた一難の状況でございます。
このところ何かと災難続きでございまして、皆様にはご心配をおかけしております。
このような不運の連続に見舞われながらも、前向きに対応を進めてまいります。
経営環境が厳しい中で今回のトラブルが重なり、弱り目に祟り目かと深く案じております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
財布を落とした上に雨に降られて、今日は本当に踏んだり蹴ったりだったよ。
風邪が治ったと思ったら今度はギックリ腰になって、一難去ってまた一難って感じ。
最近はスマホが壊れたり電車に乗り遅れたりと災難続きで参っちゃうよ。
テスト前なのに勉強しようとしたらパソコンがフリーズして、弱り目に祟り目とはまさにこのことだ。
寝坊して遅刻したのに、さらに駅でコーヒーをこぼすなんて泣き面に泥だよ。
例文
- スマホを失くしたその日に高熱で寝込むなんて、まさに踏んだり蹴ったりの一日だった。
- 仕事の納期に追われている最中に体調を崩すなんて、弱り目に祟り目としか言いようがない。
- 先月からの不運の連続で心身ともに疲弊していたが、ようやく明るい兆しが見えてきた。
- 予期せぬトラブルが次々と起こり、一難去ってまた一難の状況を何とか乗り切った。
反対語・対義語
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