烏合の衆
読み:うごうのしゅう
「烏合の衆」とは
規律や統率がなく、ただ集まっただけの無秩序な集団を指す言葉です。カラスの群れのように、目的や結束力がなく、いざという時に役に立たない寄せ集めの集まりを批判的、あるいは自嘲的に表現する際に用いられます。組織としての機能不全や、まとまりのなさを強調する際に非常に効果的な慣用句です。
使い分けのポイント
「烏合の衆」は、相手を侮蔑したり、組織の現状を厳しく批判したりする際に使われる強い表現です。そのため、目上の人や取引先に対して直接使うと非常に失礼な印象を与えるため注意が必要です。ビジネスシーンでは「統率を欠く」「組織として機能していない」といった、より客観的で冷静な表現に言い換えるのが賢明です。また、自虐的に使う場合でも、周囲を不快にさせる可能性があるため、TPOをわきまえて使用することが重要です。
「烏合の衆」の言い換え・類語・関連語
統一感のない集団であることを強調する
多様なものが混ざり合っている様子を客観的に表す
ルールや統制が欠如している状態を指す
組織として機能していないことを平易に表現する
リーダーシップや規律がないことを強調する
烏合の衆の略称として、より簡潔に用いる
異なる背景を持つ者が集まった不安定な組織を指す
結束力が全くない状態を口語的に表す
組織としてのルールが守られていないことを指摘する
主義主張を異にする者が一時的に結びつくことを指す
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
現状のチームは統率を欠いた組織であり、早急な再編が必要です。
各々の目標がバラバラで、目的を共有しない集団となってしまっている。
連携が取れておらず、組織的機能不全に陥っていると言わざるを得ない。
このプロジェクトのメンバーは規律の欠如した陣容であり、成果は期待できない。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
残念ながら、現在はまとまりを欠く集団という印象を拭えません。
現状では組織としての体をなしていないと言わざるを得ません。
連携の取れていない集まりでは、目標達成は困難かと存じます。
統制の取れていない集団では、効率的な運営は望めません。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
あんなのただの寄せ集めだから、勝てるはずがないよ。
みんな勝手なことばかり言って、バラバラな連中だね。
急ごしらえの、まとまりのない集まりに過ぎないよ。
あいつらは烏合の輩だから、放っておいても問題ない。
例文
- 寄せ集めのメンバーで結成されたチームは、まさに寄せ集めだった。
- 規律のない雑多な集団では、強敵に太刀打ちすることはできない。
- 彼らは無秩序な集まりに過ぎず、いざという時に全く役に立たなかった。
- リーダーが不在のままでは、どんな集団もまとまりのない集団となってしまう。
反対語・対義語
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