甚大な
読み:じんだいな
「甚大な」とは
被害や影響などが、計り知れないほど非常に大きい様子を表す形容動詞です。主に災害や損失、損害といったネガティブな文脈で用いられ、事態の深刻さを強調する際に使われます。日常会話よりも、ニュース報道やビジネス文書などのフォーマルな場面で頻繁に使用される硬い表現です。
使い分けのポイント
「甚大な」は、主に災害や事故、経済的損失など、ネガティブで規模の大きい事象に対して使われる言葉です。日常会話で使うと堅苦しく聞こえるため、友人同士の会話では「ものすごい」「とんでもない」といった表現に置き換えるのが自然です。ビジネスシーンでは「多大な」が最も汎用性が高く、相手への配慮や謝罪の場面でも違和感なく使えます。また、「甚大な」は単に量が多いだけでなく、その結果として深刻な影響や被害が伴うというニュアンスが強いため、単に数が多いだけの場合は「膨大な」や「莫大な」を使い分けるのが適切です。
「甚大な」の言い換え・類語・関連語
金額や量などが非常に多いこと。規模の大きさに焦点がある。
影響や努力などが非常に大きいこと。文脈を選ばず使いやすい。
程度が極端であること。ネガティブな状況を強調する。
すべてが破壊されるような、回復困難なほどの被害。
数や量が桁外れに多いこと。規模の大きさを客観的に表す。
事態が重大で、軽視できない様子。心理的・状況的な重みがある。
重要度や影響力が極めて高いこと。結果の重大さに重きを置く。
規模や程度が大きすぎて、数値化や把握が困難な様子。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
管理体制の不備が甚だしいと言わざるを得ません。
重大な損失を被るリスクを考慮する必要があります。
市場シェアにおいて壊滅的な打撃を受けました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
多大なご支援をいただき、心より感謝いたします。
大きな被害が発生しているとの報告を受けております。
深刻な状況に陥っており、早急な対応が求められます。
計り知れない影響が及ぶことが懸念されます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ものすごい被害が出ているみたいだね。
とんでもない量の雨が降って大変だったよ。
被害の規模が半端ないことになっている。
めちゃくちゃな被害で復旧の目処が立たない。
例文
- 台風の影響により、地域全体で莫大な被害が発生した。
- システム障害により、多大な損失を被る結果となった。
- 今回の不祥事は、企業ブランドに甚だしいダメージを与えた。
- 壊滅的な影響を及ぼす可能性があるため、慎重な判断が必要だ。
反対語・対義語
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