退散
読み:たいさん
「退散」とは
その場から立ち去ることや、集まっていた人々が解散することを指す言葉です。本来は仏教用語で魔物が去ることを意味していましたが、現代では日常会話やビジネスシーンにおいて、その場を離れる、あるいは引き上げるという意味で広く使われます。ややユーモラスな響きや、強制的に追い払われるニュアンスを含むこともあります。
使い分けのポイント
「退散」は、単に立ち去るという意味だけでなく、厄介な状況から逃げ出す、あるいは追い払われるというニュアンスが含まれることが多い言葉です。そのため、ビジネスの公式な場や目上の人に対して使うと、軽薄な印象や「逃げ出す」というネガティブな響きを与えてしまう可能性があります。ビジネスシーンでは「退席」「撤収」「退出」といった、より目的や状況を明確にする言葉を選ぶのが無難です。日常会話では「そろそろ退散するか」のように、少し冗談めかしてその場を離れる際に使うと自然です。
「退散」の言い換え・類語・関連語
準備や活動を終えて引き揚げること
その場所から出ていくこと、立ち退くこと
集団がバラバラになること
行っていた場所から戻ること
会場や特定のエリアから出ること
座っている場所から離れること
グループや計画から抜けること
相手の家などを去る際の丁寧な表現
その場から離れる動作そのもの
地位や役職から身を引くこと
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
イベント会場の撤収作業を開始してください。
次の会議のため、ここで退席させていただきます。
期限までにオフィスから完全に退去する。
プロジェクトの進捗が遅れているため、一部のメンバーが離脱した。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お先に失礼いたします。
長居をしてしまいましたので、そろそろおいとまいたします。
恐れ入りますが、ここで退席させていただきます。
会議室から退出する際は施錠をお願いします。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
もう遅いからそろそろ引き揚げようか。
これ以上ここにいると怒られそうだから退散するしよう。
疲れたから先に帰るね。
警察が来る前にここからずらかるぞ。
例文
- 長居をしてしまったので、そろそろ撤収することにした。
- 雨が激しくなってきたので、野外イベントは急遽退去となった。
- これ以上ここにいても無駄なので、さっさと解散しよう。
- 不審な人物を見かけたため、周囲の客は早々に引き揚げした。
反対語・対義語
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