「あらまし」とは
物事の全体的な内容や大まかな筋道を指す言葉です。詳細な部分を省き、要点や全体像を簡潔にまとめたものを意味します。計画の概要や物語のあらすじなどを説明する際に用いられ、相手に全体像を素早く把握してもらうための要約的な役割を果たします。
使い分けのポイント
「あらまし」は古風で情緒的な響きを持つ言葉であり、日常会話よりも文章や少し改まった場面で好まれます。ビジネスシーンでは「概要」や「概略」といった硬い表現が好まれる一方、口頭での説明では「大筋」や「要点」が適しています。「あらまし」を使う際は、単なる要約という意味だけでなく、物事の全体像を俯瞰しているというニュアンスが含まれるため、文脈に応じて使い分けることが重要です。また、現代では「あらすじ」と混同されやすいですが、「あらまし」の方がより抽象的で構造的な全体像を指す傾向があります。
「あらまし」の言い換え・類語・関連語
物事の要点をまとめたもの
大まかな内容や筋道
話や文章の主要なポイント
物事の主要な部分
物事の根本的な構成要素
物語などの大まかな展開
全体をざっと見渡した様子
内容を短くまとめたもの
物事の主要な流れ
最も重要な部分
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
プロジェクトの概況を報告書にまとめました。
今回の研修の要綱を配布いたします。
会議の前にレジュメを確認してください。
資料の冒頭にサマリーを記載しました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
概ねの内容をご説明申し上げます。
簡潔な説明をさせていただきます。
本件の全体像についてお話しします。
今回の企画の趣旨をご説明いたします。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ざっくりとした話をすると、来週の予定はこんな感じです。
大体こんな感じの内容だよ。
要するに、こういうことだよね。
今回の話のポイントを教えるね。
言い換え例文
- 会議の冒頭で、今回のプロジェクトの概要が説明された。
- 小説のあらすじを読んでから本編を読み始めた。
- 報告書の骨子を固めてから詳細を書き進める。
- 事件の大筋はすでに警察によって把握されている。
反対語・対義語
英語で言い換え
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