とうとう
読み:とうとう
「とうとう」とは
長時間の経過や多くの試行錯誤の末に、最終的な結果や結末に至るさまを表す副詞。多くの場合、期待していた良い結果や、あるいは恐れていた望ましくない結果が、ついに現実のものとなった場面で使用されます。時間がかかった末に行き着いたというニュアンスを含みます。
使い分けのポイント
「とうとう」は、長い時間や複雑な経過を経て、避けられない結末に至ったというニュアンスを強く持ちます。日常会話からビジネスまで幅広く使われますが、ビジネスシーンでは「ついに」や「最終的に」「ようやく」などに言い換えることで、より洗練された印象を与えることができます。また、ポジティブな達成感だけでなく、ネガティブな結果(例:ついに破綻した)に対しても用いられるため、前後の文脈や聞き手への配慮に合わせて適切な表現を選ぶことが重要です。
「とうとう」の言い換え・類語・関連語
長年の懸案や待ち望んだ瞬間が訪れた際に広く使われる表現です。
苦労や困難を乗り越えて、目標や結末に到達した安堵感を含みます。
事態がまさにその時に至ったことや、期待感が高まるさまを表します。
古風でやや改まった響きを持ち、劇的な到達感を強調します。
予測や心配していた通りの結果になったことを示します。
さまざまな経緯をたどったものの、最終的な結論に着地したことを表します。
時間をかけてゆっくりと動作を起こすさまですが、文脈によっては最終段階への移行を指すことがあります。
物事が自然の赴くままに進行し、結果に行き着くさまを表す際に用いられます。
さんざん苦労や検討をしたものの、最終的に望ましくない結果になったときに使われます。
「ついに」の歴史的仮名遣いや文語的な表現であり、文章に重みを持たせます。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
長年の研究がついに実を結び、新製品の特許を取得いたしました。
関係各所との協議を重ねた結果、最終的にこのプランを採用することに決定しました。
来週からいよいよ新システムの本格運用が開始されます。
何度も修正を重ねた結果として、非常に精度の高い企画書が完成しました。
今回のプロジェクトは大きな混乱なく、無事に結末を迎えることができました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
長年計画してまいりました事業が、ついに実現の運びとなりました。
皆様のご協力のおかげをもちまして、ようやく工事が完了いたしました。
明日より、いよいよ新しい年度の業務がスタートいたします。
社内で慎重に検討いたしました結果、最終的にこちらの提案を受け入れることとなりました。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
何時間も並んで、やっとお目当ての限定スイーツを買えたよ。
欲しかったゲームの最新作、ついに買っちゃった!
明日からいよいよ待ちに待った夏休みが始まるね。
長いこと放置していた部屋の片付けを、ついに終わらせた。
例文
- 数日間悩み抜いた末に、彼はついに退職することを決意した。
- 何年もかけて開発を続けたロケットが、やっと宇宙へと飛び立った。
- 雨脚が強くなり、いよいよ傘を差して歩かなければならなくなった。
- 隠し事をしていたことがついにぞ妻にバレてしまい、彼は平謝りだった。
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