へばる
読み:へばる
「へばる」とは
肉体的あるいは精神的に極度の疲労を感じ、動けなくなったり、やる気を失ったりする状態を指す俗語です。長時間の労働や激しい運動の後に、エネルギーが枯渇してぐったりと座り込んでしまうような様子を表現します。本来は「へばりつく」という言葉から転じたとされ、その場から離れられないほどの疲弊感を強調する際に用いられます。
使い分けのポイント
「へばる」は非常に口語的で、親しい間柄や日常会話で使われる言葉です。ビジネスシーンや公的な場では、相手に失礼な印象を与えたり、稚拙な表現と受け取られたりする可能性があるため、避けるのが賢明です。ビジネスでは「疲弊する」「消耗する」といった、より客観的で状態を正確に表す語彙を選択しましょう。また、「バテる」は「へばる」と似たニュアンスですが、主に暑さや運動不足など、体力的な限界に対して使われる傾向が強いです。状況に応じて、精神的な疲れなのか肉体的な疲れなのかを区別して使い分けることで、より的確な表現が可能になります。
「へばる」の言い換え・類語・関連語
心身ともに疲れ果てて、活力を失っている状態を示す硬い表現。
暑さや過労で体力が尽き、ぐったりする様子を表す日常的な表現。
物事の途中で体力が続かなくなり、ペースが落ちる様子。
持てる力をすべて使い果たし、それ以上動けない状態。
エネルギーや資源を使い果たし、衰弱している状態。
疲れが溜まって、気力や体力が低下している様子。
苦しさに耐えかねて、降参したり諦めたりすること。
精神的にも肉体的にも限界に達し、何もできない状態。
疲れや病気で倒れたり、活動不能になること。
非常に苦しく、今にも倒れそうな様子を強調する表現。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
連日の過密スケジュールにより、チーム全体が疲弊している状況です。
このプロジェクトは精神的に消耗するため、適切な休息が必要です。
予算と人員の限界により、これ以上の対応は力尽きる懸念があります。
無理な残業が続けば、社員がダウンするリスクを考慮すべきです。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
長旅の疲れにより、一同疲労困憊しております。
急激な事業拡大により、現場の対応が息切れしております。
連日の対応に精根尽き果てた様子が見受けられます。
長時間の会議は、参加者の体力を消耗する懸念がございます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
この暑さだと、少し歩いただけでバテてしまうよ。
一日中遊び回って、もうくたびれて動けないや。
そんな厳しい練習メニューじゃ、みんな根を上げちゃうよ。
昨日の飲み会で飲みすぎて、今日は完全にダウンしてる。
例文
- 猛暑の中での作業で、作業員たちがすっかりバテている。
- 連日の激務で精神的に疲弊し、仕事に集中できない。
- マラソンの終盤で、多くのランナーが力尽きて歩き出した。
- 慣れない環境での生活に、心身ともにくたびれてしまった。
反対語・対義語
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