不審
読み:ふしん
「不審」とは
様子が普段と異なっていて怪しいことや、納得がいかず疑わしく思われることを表す言葉です。人や物の状態、あるいは事態の展開などに確信が持てず、警戒心や疑問を抱いているさまを示します。日常会話からビジネスシーンまで広く用いられます。
使い分けのポイント
「不審」は、人や事物の様子に「通常とは違う、何か裏があるのではないか」という疑いや警戒感を抱く際に使われます。ビジネス文書や公的な報告では「不審点」や「疑念」に言い換えるとフォーマルで説得力が増します。一方、日常の会話では「怪しい」や「変」といった言葉を使うことで、より自然にニュアンスを伝えることができます。文脈に応じて、客観的な疑問なのか主観的な警戒心なのかを見極めて適切な言葉を選ぶことが大切です。
「不審」の言い換え・類語・関連語
事態や相手の態度が理解できず、不思議に思って不審がるさま。
確証がなく、本当かどうか信用できないと感じるさま。
ありそうにない様子や、どこか辻褄が合わないと感じるさま。
調べていて疑問に感じられる点や、つじつまの合わない部分。
物事が本当かどうか疑い、納得がいかないこと。
周囲の様子が穏やかでなく、何か悪いことが起こりそうなさま。
心の中に生じる、物事に対する疑いの気持ち。
様子や行動に怪しい点が見受けられる人物。
通常とは異なり、信用するに足りず警戒すべきだと感じるさま。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の契約書の内容を確認したところ、いくつか見過ごせない不審点が見つかった。
一連のデータ改ざん問題について、取引先から強い疑念を抱かれている。
提出された経費の明細書の中に、数字の並びが不自然な箇所が存在する。
市場の動きが急激に変わり始めており、社内でも不穏な空気が漂っている。
オフィスビルの一階フロアで不審者が目撃されたため、警備員が対応にあたった。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
今回の決定事項につきまして、社員の間からいくつかの疑問が上がっております。
ご提示いただいたデータの正確性について、少々疑わしい部分がございます。
ご説明いただいた計画のスケジュールには、やや不自然な点が存じられます。
お預かりした書類を精査いたしましたところ、数点の不審点が見受けられました。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
昨日から彼の行動や言動が何だかすごく怪しい気がする。
インターネットで見たその美味しい情報の信憑性はかなり疑わしい。
突然そんなことを言われたので、友人は怪訝そうな顔をしてこちらを見た。
このメールの送り主のアドレス、よく見たら何かすごく変だよ。
例文
- 提出された財務諸表の数字を細かく確認していくうちに、いくつかの怪訝点が浮かび上がってきた。
- 彼の突然の申し出に対して、同僚たちは皆どこか怪訝そうな表情を浮かべていた。
- 深夜の住宅街を歩いていると、黒い服を着た見知らぬ人物が周囲をきょろきょろと見回しており非常に怪しかった。
- 今回のプロジェクトの進行状況については、取引先からも少なからず疑念を持たれているようだ。
反対語・対義語
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