「丸投げ」とは
仕事や責任のすべてを他人に任せきりにして、自分は一切関与しないことを指す言葉です。本来は「丸ごと投げる」という比喩からきており、主体性や責任感の欠如を批判的に表現する際に用いられることが多いネガティブなニュアンスを含んだ表現です。
使い分けのポイント
「丸投げ」は、相手を信頼して任せるというよりも、責任を放棄して押し付けるという批判的な意味合いが強い言葉です。ビジネスシーンで「任せる」と言いたい場合は、「一任する」「委託する」「お任せする」といった言葉を使うのが適切です。特に目上の人や取引先に対して「丸投げ」を使うと、相手を軽視している、あるいは無責任であるという印象を与えかねないため、避けるべきです。文脈に応じて、単なる「委託」なのか、それとも「無責任な押し付け」なのかを区別して使い分けることが重要です。
「丸投げ」の言い換え・類語・関連語
相手の裁量にすべてを委ねるという中立的な表現
すべてを引き受けるという逆の視点からの表現
干渉せず成り行きに任せること
責任を伴う業務をそのまま他人に押し付けること
業務の全工程を外部に依頼すること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
このプロジェクトの遂行については、あなたに全権委任します。
予算の都合上、システム開発は外部へ一括委託することになった。
社内にノウハウがないため、デザイン業務は丸ごと外注する方針だ。
リーダーに裁量権の付与を行い、現場の判断で進めてもらう。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
詳細な調整については、担当者に一任いたします。
この件については、専門家である貴社に全面的にお任せしたい。
弊社のほうで、今回の業務を一括してお引き受けいたします。
今後の進め方については、部長の一存に委ねることにした。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
言い換え例文
- プロジェクトの進行を部下に一任したことで、チーム全体の責任感が向上した。
- 専門的な知識が必要なため、この工程は外部へ一括委託することにした。
- 上司から詳細な指示がなく、実質的に丸振りされた状態が続いている。
- 全てを丸ごと外注した結果、社内にノウハウが蓄積されないという課題が残った。
反対語・対義語
英語で言い換え
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