「事後承諾」とは
物事を行った後に、関係者や上司から許可や同意を得ること。本来は事前に許可を得るべき事柄について、やむを得ない事情や緊急性がある場合に、後から報告して承認を求める行為を指す。ビジネスシーンでは、手続きの不備を補完する際や、迅速な判断が求められた場面で使われることが多い。
使い分けのポイント
「事後承諾」は、本来は事前に許可を得るべきところを、何らかの理由で先に実行し、後から同意を得るという「本来の順序とは逆の行為」を指します。そのため、多用すると独断専行や手続き軽視と受け取られ、相手に不信感を与えるリスクがあります。ビジネスでは「追認を仰ぐ」「事後承認を求める」といった表現を使うことで、手続きを軽視していない姿勢を示すことが重要です。また、相手との信頼関係が崩れている状況では、事後承諾はトラブルの元になりやすいため、可能な限り事前の根回しを行うのが賢明です。
「事後承諾」の言い換え・類語・関連語
後から承認して有効とすること
行った後に知らせること
後から認めさせること
実行後に許可を得る手続き
後から合意を得ること
後から正式に認めるプロセス
後から決裁をもらうこと
後から許しを得ること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
緊急対応のため、まずは実行し後ほど追認を仰ぐ形といたします
先方の意向を汲み、今回は事後報告とする判断を下しました
規定に基づき、改めて正式な事後承認を求めます
上長の不在時に進めた案件について、事後決済を依頼しました
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
勝手ながら進めさせていただき、事後のお認めをいただきたく存じます
迅速な対応のため、事後のご承認をお願い申し上げます
緊急の判断でしたので、事後報告にて失礼いたします
恐れ入りますが、こちらの件について追認をお願いできますでしょうか
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
急いでいたから、とりあえずやって後から許可をもらうことにしたよ
先に進めておいて、後で認めてもらう作戦でいこう
トラブルを避けるために、後出しでOKをもらう形をとった
細かいことは気にせず、後から報告して済ませるよ
言い換え例文
- 緊急事態のため、上司の追認を仰ぐ形でプロジェクトを進めた。
- 本来は事後報告とするべきではないが、今回は例外として認められた。
- 契約内容の変更について、正式に事後承認を求める書類を作成した。
- 会議の欠席者に対して、決定事項の追認手続きを個別に行った。
反対語・対義語
英語で言い換え
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