「五里霧中の状況」とは
方針や見通しが全く立たず、次にどう行動すればよいのか判断に迷っている状態のことです。深い霧の中に迷い込んだかのように、物事の状況や将来の予測が不透明で手探りでの対応を余儀なくされる様子を比喩的に表す表現として広く用いられます。
使い分けのポイント
「五里霧中の状況」は、物事の方針や道筋が全く見えず、判断に迷っているさまを表現する際に適しています。ビジネスシーンでは、より客観的でフォーマルな「不透明な状況」や「見通しが立たない状況」に言い換えると、状況の深刻さや不確実性をスマートに伝えることができます。また、カジュアルな会話では「どうなるか分からない状態」などと表現することで、より親しみやすく直感的にニュアンスを共有することが可能です。
「五里霧中の状況」の言い換え・類語・関連語
手掛かりがない中で懸命に方法を探るさま
今後の展開が全く予測できないさま
確信のないまま試行錯誤を続けるさま
事態が非常に複雑化して混乱しているさま
今後の見通しや判断材料が不足しているさま
将来の進むべき方向がわからなくなっているさま
周囲の状況がまったく把握できないさま
解決に向けた具体的な計画が立てられないさま
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
市場の変化が激しく、現在は予断を許さない状況が続いています。
来期の事業計画については、まだ不透明な状況と言わざるを得ません。
サプライチェーンの混乱により、現時点では回復の見通しが立たない状況です。
新しいシステムの導入初年度であり、現在は手探りの状態で業務を進めています。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
経済情勢の変化により、今後の先行きが見通せない状態でございます。
想定外のトラブルが重なり、現在は慎重な判断に迷う状況となっております。
前例のない試みであるため、現在は手探りで進めざるを得ない状況でございます。
社内での議論がまとまりきらず、いまだ方向性が定まらない状態でございます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今回のプロジェクトは、正直この先どうなるか分からない状態だよ。
次のテスト範囲が広すぎて、どこを勉強すべきかまったく見当がつかない状況なんだ。
初めてのトラブル対応で、どうしていいか分からず手も足も出ない状態だったよ。
計画が白紙に戻ってしまったから、今はまさに霧の中を歩くような状態だな。
言い換え例文
- 経済の先行きが不透明な状況のなかで、来期の投資判断を下すのは極めて困難である。
- 新商品の開発チームはトラブルが続き、現在は手探りの状態で業務を行っている。
- 前例のない事業計画であり、現時点では今後の見通しが立たない状況であると言える。
- 市場のニーズが激しく変化するなか、今後の展開についてまったく見当がつかない状況に陥っている。
反対語・対義語
英語で言い換え
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