回りくどい
読み:まわりくどい
「回りくどい」とは
物事の言い方ややり方が直接的ではなく、遠回しで冗長な様子を指す言葉です。相手に要点が伝わりにくかったり、結論までに時間がかかりすぎたりする否定的なニュアンスが含まれます。ビジネスシーンでは効率性を損なうものとして避けられる傾向があり、対人関係では配慮が過剰であるという評価にもつながります。
使い分けのポイント
「回りくどい」は、相手の話し方や手法が非効率であることへの不満を表す言葉です。ビジネスシーンで使う場合は、相手の能力を否定するニュアンスが強いため、「冗長」「迂遠」といった客観的な言葉に置き換えるのが無難です。一方で、あえて「遠回し」「婉曲」という言葉を使うと、相手への配慮や慎重さを評価するポジティブな文脈にも転換できます。状況に応じて、単なる非難なのか、あるいは丁寧さの裏返しなのかを見極めて使い分けることが重要です。
「回りくどい」の言い換え・類語・関連語
文章や話が長すぎて無駄が多いこと。論理的な指摘として使われる。
直接言わずに、それとなく伝える様子。配慮がある場合と、はっきりしない場合がある。
手段が遠回りで効率が悪いこと。硬い表現で、計画や方法に対して使われる。
しつこく繰り返して不快感を与える様子。感情的な苛立ちが含まれる。
対象語句をより強調した口語表現。
目的への到達が直接的でないこと。比喩的に手法や説明に対して使われる。
進行が遅く、じれったく感じられる様子。
話の核心が掴めず、結論が不明瞭であること。
表現が複雑で理解しにくいことを指す。
角が立たないように表現を工夫すること。ポジティブな配慮として使われる。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
資料の構成が冗長なため、もっと結論から述べるように修正してください。
現状のプロセスは迂遠な手順が多く、改善の余地があると考えます。
相手の立場を考慮し、婉曲的な表現で辞退の意向を伝えました。
先方の説明は要領を得ない部分が多く、真意を汲み取るのに苦労しました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
遠回しな言い方では意図が伝わりにくいので、明確にお伝えした方が良いでしょう。
ご説明が少々簡潔ではないため、要点を箇条書きにまとめていただけますか。
少し回り道な説明になってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
遠回しな表現が、かえって相手に誤解を与える可能性があります。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
同じ話を何度も繰り返されて、正直くどいと感じてしまった。
説明がまどろっこしいから、結局何が言いたいのか手短に教えて。
そんな回りっくどい言い方しないで、ストレートに言ってよ。
そんな回り道な方法をとらなくても、もっと簡単なやり方があるよ。
例文
- 彼の話は冗長で、結局何が結論なのか最後まで分からなかった。
- もっと簡潔に伝えるべき場面で、遠回しな表現を使うのは避けるべきだ。
- 手順が迂遠なため、プロジェクトの進行が大幅に遅れてしまっている。
- 説明がまどろっこしいので、もっと要点を絞って話してほしい。
反対語・対義語
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