「壊滅」とは
組織や計画、あるいは建物などが、跡形もなく崩れ去ったり、全滅したりすることを指す言葉です。単なる故障や一部の損害ではなく、回復が困難なほどに徹底的に破壊された状態や、機能が完全に失われた状況を強調する際に用いられます。軍事的な文脈から派生し、現在ではビジネスや自然災害など幅広い場面で、深刻な被害状況を表現するために使われる表現です。
使い分けのポイント
「壊滅」は、対象が完全に機能しなくなる、あるいは存在しなくなるという非常に強い意味を持つ言葉です。そのため、日常的な小さな失敗や、単なる不調に対して使うと大げさな印象を与えてしまいます。ビジネスシーンでは、単に「ひどい」と言いたい場合には「甚大な」「深刻な」といった言葉を選び、本当に回復が見込めないほどの状況である場合にのみ「壊滅」や「壊滅的」を使うのが適切です。また、人に対して使う場合は非常に攻撃的でネガティブな響きが強いため、組織や状況を客観的に説明する文脈で用いるのが無難です。
「壊滅」の言い換え・類語・関連語
集団や組織が一人残らず滅びる様子
組織や構造がバラバラに崩れ去る様子
取り返しのつかないほどダメになる様子
完全に使い物にならなくなった状態
存在が完全になくなること
組織などがつぶれてなくなること
非常に大きなダメージを受けたこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回のシステム障害により、甚大な被害が発生しました。
このままでは事業継続不能な事態に陥る恐れがあります。
市場シェアの低下は、当社にとって致命的な損失です。
物流網が機能不全に陥り、配送が完全にストップしました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
今回の事態により、甚だしい損害を被っております。
現状では回復困難なほどに状況が悪化しています。
業界全体が深刻な打撃を受けております。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
昨日の試合は、チームがボロボロになって負けた。
試験勉強を全くしていなくて、テストは全滅状態だった。
このサービスはすっかりオワコン化してしまった。
台風の影響で庭の木がめちゃくちゃになった。
言い換え例文
- 地震によって地域のインフラが全滅に近い被害を受けた。
- ライバル企業の参入により、旧来のビジネスモデルが崩壊した。
- 不祥事の発覚により、会社の信用は破滅的な状況に追い込まれた。
- 度重なるトラブルで、プロジェクトチームは全滅状態となった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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