妥当
読み:だとう
「妥当」とは
物事が実情や道理によく合っており、適切であるさまを意味する言葉です。計画や判断、金額などが筋道が立っていて、理にかなっている状態を示します。ビジネスシーンでは、意見や提案、価格設定などが合理的で受け入れ可能であることを示す際によく使われます。
使い分けのポイント
「妥当」は、極端に偏っておらず、客観的な基準や道理から見て「これで問題ない」と肯定できる際によく使われます。よく似た言葉の「適当」は、近年「いい加減」というネガティブなニュアンスで使われることが多いため、ビジネスや公的な文書で正確性を期す場合は「適切」や「適正」に言い換えると誤解を招きません。「相当」や「合理的」は、規模やコストパフォーマンスの側面が強い場合に適しています。
「妥当」の言い換え・類語・関連語
状況や目的に対して、もっともよく当てはまり過不足がない様子。
程度や性質などがちょうどよいこと(いい加減という意味の俗用とは異なる)。
道理や論理にかなっており、無駄がなく効率的であるさま。
道理にかなっていて、少しも後ろめたいところがないこと。
法的な文脈などで、物事がよく適合して適切であること。
程度や価値などが釣り合っているさま。
道理にかなっており、そのように考えるのが当然であるさま。
筋道や道理に合致していること。
条件や基準によく合っていて正しいこと。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
ご指摘いただいた点は適切であるため、すぐに修正いたします。
今回の見積もり金額は、市場価格に照らし合わせて適正な水準です。
こちらの生産工程の見直しは、コスト削減の観点からも合理的です。
彼の今回の実績は、昇進に相当する評価値と言えます。
その提案は現在の市場動向に照らし合わせて理にかなっています。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
ご提示いただいたスケジュールは、現在の状況に照らして適切でございます。
今回のプロジェクトを率いるリーダーとして、彼がもっとも相応しいと考えます。
こちらの提案内容で進めていただいて、何ら差し支えございません。
お客様のご指摘はごもっともでございます。深くお詫び申し上げます。
本件につきましては、来週の会議で決定するのが適当と存じます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今回のデザイン、シンプルでいい感じにまとまってるね。
この予算なら、今の私たちの計画にちょうどいいんじゃないかな。
そのプラン、思っていたより全然アリだと思うよ。
このカラーリングのほうが、全体にしっくりくるね。
例文
- 今回のトラブルに対する処置として、その対応はもっとも適切な判断といえる。
- 提示された金額は、市場の相場を考慮すると適当なラインだ。
- 上司から、この企画書の内容は合理的であるという承認をもらった。
- 研究結果に基づいて導き出された仮説であり、極めて正当性が高い。
反対語・対義語
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