尻尾を出す
読み:しっぽをだす
「尻尾を出す」とは
隠していた悪事、本性、秘密などが、ふとした言動や手落ちによって表に現れることを意味する表現です。これまでうまく取り繕っていたものが、油断や失敗によって周囲にバレてしまう状況で広く使われます。
使い分けのポイント
「尻尾を出す」は動物が隠しきれずに尻尾を見せてしまう様子から転じた慣用句であり、主に悪事や本性がうっかり表に出てしまったときに使います。日常会話では「ボロが出る」が最も自然ですが、ビジネスや公の場では「露見する」「事実が判明する」などのフォーマルな表現に置き換えることで、文脈にふさわしい適切なニュアンスを伝えることができます。
「尻尾を出す」の言い換え・類語・関連語
隠していた正体やボロが表に出ることを表す、やや文語的な表現です。
隠しているつもりでも、失敗によって欠点や悪事が表に出てしまう日常的な表現です。
取り繕っていた表面的なものの下から、本来の性質や実態が出てくることを指します。
実態以上に良く見せかけていた正体がすっかり露見してしまうことを意味します。
隠し事が発覚することや、予算をオーバーすることなどに用いられる表現です。
隠していた悪事や秘密が明るみに出ることを表す、フォーマルな言葉です。
隠されていた事実や不正が完全に公にされることを意味します。
直接の同義語ではありませんが、隠れて悪事を行う文脈での関連表現です。
秘密や事実が世間に知れ渡ることを表す一般的な表現です。
勢いに乗って軽率な行動をとることで、結果的に失敗を招く文脈で通じます。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
不正な会計処理が調査により露見し、社内全体で大きな問題に発展した。
これまでの主張の矛盾点から、隠されていた事実が判明した。
長年にわたる不祥事が監査によって白日の下にさらされることになった。
徹底的なヒアリングを行った結果、現場の隠蔽工作の実態が明らかになった。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
彼は終始穏やかに振る舞っておりましたが、議論の途中でついに馬脚を現しました。
これまでの言動を振り返ると、彼の本性や正体が次第に明らかになってきます。
些細な気の緩みから計画の重要な秘密が漏れてしまい、計画の見直しを余儀なくされました。
窮地に追い込まれたとき、人間の本当の姿や本性が表れるものと存じます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
嘘をつき続けると、いつか必ずボロが出るからやめておいた方がいいよ。
普段は良い人を演じているけれど、さっきの態度ですぐに化けの皮が剥がれたね。
うまく隠しているつもりでも、会話の端々に裏が出るものだ。
あせって隠し事をしようとした結果、ミスを連発してすべてバレてしまった。
例文
- 何度も嘘を重ねた結果、ついにボロが出て周囲に信用を失ってしまった。
- 普段は優秀なふりをしているが、ちょっとしたトラブルですぐに化けの皮が剥がれる。
- 内部告発によって不正な取引の実態が白日の下にさらされた。
- 巧妙に隠していたつもりだったが、些細な言動から馬脚を現してしまった。
反対語・対義語
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