悪戦苦闘する
読み:あくせんくとうする
「悪戦苦闘する」とは
困難な状況の中で、勝利や目的を達成するために非常な努力や苦労を重ねること。強大な敵や予期せぬトラブルに対して、持てる力を振り絞って必死に対応し、苦しみながらも戦い抜くさまを表す表現である。
使い分けのポイント
「悪戦苦闘する」は、不利な状況下で必死に努力する臨場感を伝える表現ですが、ビジネスシーンでは少し大げさに感じられる場合があります。「難航する」「苦心する」「難渋する」などに言い換えることで、より客観的で洗練された印象を与えることができます。また、日常会話では「四苦八苦する」や「もがく」を使うと自然な響きになります。文脈や相手との関係性に合わせて適切な言葉を選ぶことが重要です。
「悪戦苦闘する」の言い換え・類語・関連語
困難に立ち向かって気負いなく、あるいは前向きに力いっぱい努力するさま。
苦しみながらも物事に立ち向かい、必死に努力を続けるさま。
非常に苦労して、あれこれと頭を悩ませながら何とか対処するさま。
大変な苦労をして、心身をすり減らしながら知恵を絞り計画を遂行するさま。
障害が多く、物事が思い通りに進まずに非常に困り果てるさま。
つらい経験や悔しい思いをして、耐え忍びながら物事に対処するさま。
激しい苦痛や困難のために、何度も転がり回るように激しくもがくさま。
効率が悪くても地道に、泥まみれになりながら執念でやり遂げるさま。
目の前の複雑な問題や課題に対して、正面から懸命に立ち向かうさま。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
交渉が難航しており、合意に至るまでにはまだ時間がかかりそうだ。
限られた予算の中で最適なシステムを構築するため、設計チームは非常に苦心している。
不慣れな新規事業の立ち上げにおいて、関係各所は連日悪戦している。
今回のプロジェクトを成功させるため、彼らは多大な労力と時間をかけて骨を折った。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
予期せぬトラブルの解決に向けて、担当部署のメンバーが日々苦闘しております。
新システムの導入にあたり、現場の皆様には多大なご苦労をおかけしております。
複雑な手続きの処理におきまして、現在多くの申請者が難渋されております。
新商品の開発チームは、市場での差別化を図るために日々苦心惨憺しております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
初めての確定申告の書類作成に、朝からずっと四苦八苦しているよ。
数学の難しい応用問題が解けなくて、机の前でひたすらもがいていた。
締め切り直前のトラブル対応で、今日は本当に冷や汗をかかされた。
激しい腹痛のせいで、夜中にベッドの上で七転八倒して大変だった。
例文
- 予算と人員が大幅に不足する中で、プロジェクトチームは期限に間に合わせるために連日奮闘した。
- 海外市場への参入にあたり、現地の複雑な規制や文化の違いに対応するため関係者は深く苦心した。
- 初めて挑戦する複雑なプログラミングのデバッグ作業に、彼女は丸二日間かけてもがいていた。
- 前例のないトラブルが発生したため、熟練のエンジニアたちをもってしてもその解決に難渋した。
反対語・対義語
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