感無量
読み:かんむりょう
「感無量」とは
心の中にしみじみとした深い感動が広がり、言葉では言い表せないほど胸がいっぱいになる様子を指す言葉です。単に嬉しいという感情を超えて、これまでの苦労や経過が報われた時や、非常に感慨深い出来事に直面した際に、その重みや深さを強調して表現する際に用いられます。
使い分けのポイント
「感無量」は、自分の努力が報われた時や、人生の節目など、非常に大きな感動を伴う場面で使われる言葉です。日常的な小さな喜びに対して使うと大げさに聞こえる可能性があるため、注意が必要です。ビジネスシーンでは「感銘を受ける」「感慨深い」などの表現に置き換えると、より洗練された印象を与えられます。また、「感無量です」と単体で使うよりも、「〜に感無量です」と対象を明示することで、より具体的に感動の深さが伝わるようになります。
「感無量」の言い換え・類語・関連語
感無量とほぼ同義で、より深い感慨を強調する表現。
心の中に様々な感情が溢れ出している状態。
感情が高ぶり、言葉が出ない様子を平易に表す。
感情が頂点に達し、涙が出るなど外に現れること。
深く心に刻まれるような感動を覚えること。
強い感動によって心が揺さぶられること。
感動のあまり涙を流して言葉に詰まる様子。
あまりの感動に表現が見つからない状態。
感動が抑えきれないほどであるという強調表現。
心に深く残るような感動があること。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
プロジェクトの成功に際し、皆様の献身的な姿勢に深く感銘を受けました。
創業から十年を経て、こうして皆様と祝杯を挙げられることに感慨深いものがございます。
長年の悲願であった新拠点開設を迎え、万感の思いでございます。
皆様からの温かいご支援を賜り、感極まる思いでいっぱいです。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
先生の力強いお言葉に、大変胸を打たれました。
皆様の心温まるお心遣いに、ただただ感極まっております。
素晴らしい演奏を拝聴し、その技術と情熱に感銘に堪えません。
皆様からの励ましのお手紙を拝読し、感涙にむせんでおります。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
みんながサプライズでお祝いしてくれて、本当に胸がいっぱいだよ。
卒業式でみんなの顔を見たら、なんだか泣けてきたよ。
こんなに素晴らしい景色を見せてもらえて、もう言葉にならないよ。
憧れの選手に会えて、感動で手が震えてるよ。
例文
- 長年の努力が実を結び、万感の思いでステージに立ちました。
- 恩師の言葉に胸を打たれ、しばらくの間立ち尽くしてしまいました。
- 卒業生代表の挨拶を聞いて、会場の全員が感極まっていました。
- あまりの出来事に言葉にならず、ただ涙を流すばかりでした。
反対語・対義語
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