「所存を述べる」とは
自分の考えや意向を、改まった場で相手に対して表明することを意味する表現です。主にビジネスシーンや公的な場面で、自身の決意や意見を丁寧に伝える際に用いられます。単に「言う」よりも格調高く、相手への敬意や真摯な姿勢を示すニュアンスが含まれるため、謝罪や抱負の表明など重要な局面で好んで使われます。
使い分けのポイント
「所存を述べる」は非常に硬い表現であり、日常会話で使うと不自然に響くため注意が必要です。主にビジネスの公式な場や、謝罪会見、就任挨拶など、相手に対して誠実さや重みを伝えたい場面に適しています。日常的な会話や同僚とのやり取りでは、「考えを話す」「思いを伝える」といった平易な表現を使う方が円滑なコミュニケーションにつながります。また、目上の人に対して使う場合は「申し述べる」とすることで、より謙譲の意を強めることができます。
「所存を述べる」の言い換え・類語・関連語
自分の考えを公に明らかにすること
物事に対する自分の考えを説明すること
心に決めたことを言葉にして伝えること
自分の意見を相手に知らせること
将来の計画や志を述べること
自分の意志をはっきりと示すこと
隠さずに自分の考えを述べること
目上の人に対して意見を丁寧に言うこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本件に関する弊社の見解を申し上げます。
先方に今後の事業展開についての意向を伝えた。
次年度の経営方針を説明する場を設ける。
新社長が就任にあたり今後の決意を表明した。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
私の考えを申し上げますのでお聞きください。
先方の意向を伺わせるような発言があった。
僭越ながら私の意見を述べさせていただきます。
皆様と今後の考えを共有したく存じます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
今の正直な考えを話すよ。
ずっと言いたかった気持ちを伝えることにした。
飲み会でようやく彼が本音を明かしてくれた。
深夜まで熱く自分の思いを語り合った。
言い換え例文
- 会議の冒頭で、プロジェクトに対する私の見解を述べました。
- 新入社員代表が、これからの抱負を語る姿は非常に頼もしかった。
- 取引先に対して、今回の不手際に関する謝罪と今後の対策について意向を表明した。
- 上司に呼び出され、今後のキャリアについての考えを伝えた。
英語で言い換え
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