折り入って頼む
読み:おりいってたのむ
「折り入って頼む」とは
相手に対して、どうしてもお願いしたいことがある際に、真剣さや切実さを強調して切り出す表現です。単なる依頼ではなく、個人的な事情や重要な案件であることを示唆する際に用いられます。相手の負担を承知の上で、あえてお願いするという謙虚さと、断りづらいほどの重みが含まれているのが特徴です。
使い分けのポイント
「折り入って」は「改まって」「特別に」という意味を持ち、単なる依頼よりも相手に対して心理的なハードルが高いことを示します。そのため、多用すると相手に重圧を与えたり、大げさな印象を与えたりする可能性があります。ビジネスシーンでは、単に「お願いがあります」と言うよりも、相手の負担を考慮している姿勢を添えることで、より誠実さが伝わります。また、相手との関係性や状況に応じて、単に「相談」という言葉に置き換える方がスマートな場合も多いです。相手が目上の場合は、「折り入って」の後に「お時間をいただけますでしょうか」といったクッション言葉を続けるのがマナーです。
「折り入って頼む」の言い換え・類語・関連語
相手を高く敬い、ひれ伏すような姿勢で強く懇願する表現。
心から強く願う気持ちを込めた、丁寧で真摯な依頼。
ビジネス文書などで、強い願いを込めて結びの言葉として使う。
相手に改まった話があることを伝え、協力を仰ぐための前置き。
相手の助けや協力を具体的に求める、少し硬い表現。
相手にひたすら願い出る、非常に切実な様子。
相手に負担をかけることを認めつつ、それでも頼みたいという姿勢。
相手に対して改まってお願いがあることを示す標準的な言い回し。
相手の配慮や協力を仰ぐ、非常に格式高いビジネス表現。
困難な状況で、相手に特別な協力を求める際に使う慣用句。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本件につきまして、折り入ってご相談させていただきたいことがございます。
新規プロジェクトの立ち上げにあたり、ぜひお力添えを賜りたく存じます。
ご無理を承知でお願いしたいのですが、納期の前倒しは可能でしょうか。
今回の件、何卒格別のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
この度の件、伏してお願い申し上げます。
何卒ご検討のほど、切にお願い申し上げます。
私どもの願いを、どうかお聞き入れいただきたいのです。
折り入ってお頼みしたいことがございますので、お時間をいただけますか。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ちょっと折り入って頼みたいんだけど、今時間あるかな。
折り入って頼みがあるんだ。ちょっと相談に乗ってくれない?
折り入って頼みがある。君の力を貸してくれないか。
折り入って頼みがあるんだ。本当に困っていて、助けてほしい。
例文
- 折り入って頼みたいことがあり、お忙しいところ恐縮ですがお時間をいただけますでしょうか。
- 彼に折り入って頼まれたことなので、何とかしてあげたいと思う。
- 折り入って頼みがあるのですが、この件だけは誰にも言わないでいただけますか。
- 長年の付き合いである彼から折り入って頼まれては、断るわけにはいかない。
反対語・対義語
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