「拘泥する」とは
ある物事に必要以上にこだわって、そこから離れられない状態を指します。本来は重要でない些細なことや、過去の経緯などに執着し、柔軟な思考や行動が妨げられているという否定的な文脈で使われることが多い言葉です。客観的な視点を欠き、融通が利かない様子を表現する際に適しています。
使い分けのポイント
「拘泥」は、本来なら重要ではないことや、本来の目的から逸脱した些細な点にまで執着し、物事の進行を妨げているという批判的なニュアンスを強く含みます。ビジネスシーンで使う場合は、相手の姿勢を指摘する際に「固執」や「囚われる」といった言葉に置き換えると、より文脈に即した表現になります。また、ポジティブな意味での「こだわり」を表現したい場合には、「追求する」「大切にする」「重んじる」といった言葉を選ぶのが適切です。否定的な文脈で使う際は、相手の柔軟性の欠如を指摘する響きがあるため、使用場面には注意が必要です。
「拘泥する」の言い換え・類語・関連語
自分の意見や考えを強く持ち続けること
ある物事に心がとらわれて離れないこと
ある考えや感情に支配されて自由な判断ができないこと
細かな点まで気にかけて妥協しないこと
自分の立場や方針を頑なに守り抜くこと
状態が固定されて動きが取れなくなること
物事に強くこだわる性質を表す形容動詞的用法
あきらめが悪くしつこく関わり続けること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
細部に執着されると全体の進行が遅れてしまいます
なぜそこまで現状の維持に固執なさるのですか
目先の利益に囚われてしまうのは危険です
あまりに強いこだわりを持つと柔軟性を欠いてしまいます
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
そんな小さなことにこだわるのはやめようよ
いつまでも失敗したことを引きずるなよ
古いやり方にいつまでも、しがみついていても仕方ない
君は本当にあきらめが悪いね
言い換え例文
- 過去の失敗に固執するあまり、新しい挑戦を恐れてしまっている。
- 形式的なルールに執着するのではなく、本質的な課題解決を目指すべきだ。
- 先入観に囚われることなく、客観的なデータに基づいて議論を進めよう。
- 細部にこだわりすぎて、プロジェクト全体の納期が遅延してしまった。
反対語・対義語
英語で言い換え
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