暗中模索
読み:あんちゅうもさく
「暗中模索」とは
暗闇の中で手を探るように、手がかりが何もない状態でいろいろと試行錯誤しながら方針や方法を探り出すことを意味します。先行きが全く見えない状況の中で、失敗を恐れずに行動して活路を見出そうとするさまを表す際に使われます。
使い分けのポイント
「暗中模索」は、手がかりがない中で手探りで進む様子を少し硬く、文学的あるいはビジネス文書などで格調高く表現する際に適しています。日常会話やカジュアルな場面では「手探りでやる」「試行錯誤する」と言い換えた方が自然に伝わります。また、ネガティブな混乱だけでなく、前向きに解決策を探求するニュアンスでも使われます。
「暗中模索」の言い換え・類語・関連語
具体的な方法や手がかりがない中で、試行錯誤しながら進めるさまを表す最も一般的な表現。
失敗を重ねながら最適な方法や解決策を見つけ出そうとする過程に焦点を当てた表現。
手立てを探し求めることであり、暗中模索よりもシンプルに対策を考える際に用いられる。
方針や状況が全くつかめず、どうしてよいか迷っている状態を強調する表現。
現在の状況が、確かな情報や経験がないまま進められていることを表す表現。
何度も失敗と検証を繰り返しながら進めざるを得ない大変な状況を強調する表現。
確実な根拠なしに推測や行動をすること。やや計画性に欠けるニュアンスが含まれる。
実際にいろいろと試してみることで、新たな方法を探る文脈で使われる。
解決策や方針をこれから見つけ出そうとしている初期のプロセスを指す表現。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
前例のないプロジェクトであり、現在は手探りでの進行となっています。
新商品の開発は現在、試行錯誤の段階にあります。
市場のニーズに合わせた新しい戦略を模索し続けています。
新しい業務システムを導入したものの、現場はまだ手探り状態です。
トラブルの原因究明と解決策の探索に全力を挙げています。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
不慣れな業務のため、現在は手探りで進めております。
より良いサービスを提供するため、日々試行錯誤を重ねております。
今後の展開について、慎重に方針を模索しております。
手探り状態ではございますが、誠心誠意対応させていただきます。
最適な解決策について、鋭意検討を重ねております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
やり方がよく分からないから、とりあえず手探りでやってみるよ。
うまくいく方法が分からなくて、あれこれ試しているところ。
次の展開が全く読めなくて、今はすっかり五里霧中だよ。
新しいゲームを始めたばかりで、今はまだ手探り状態なんだ。
例文
- 前例のない新規事業の立ち上げ期であり、チーム全体が手探りしながら進んでいる。
- 市場の動向が読めない中、企業は新たな収益源の獲得に向けて試行錯誤を続けている。
- トラブルの根本的な原因が分からず、エンジニアたちは模索の対応を強いられた。
- 十分な情報がない状態でのスタートだったため、最初は五里霧中するしかなかった。
反対語・対義語
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