「沈黙を貫く」とは
周囲からの問いかけや状況の変化に対して、一切の意見や反応を示さず、無言の状態を維持し続けることを意味します。単に黙っているだけでなく、強い意志を持って口を閉ざし、自分の立場や考えを外部に漏らさないという能動的な姿勢が含まれる表現です。
使い分けのポイント
「沈黙を貫く」は、単に喋らないだけでなく、周囲からの圧力や問いかけに対して「あえて話さない」という強い意志や戦略的な意図を感じさせる表現です。ビジネスシーンでは「回答を控える」や「言及を避ける」といった、より丁寧で事務的な言い換えが好まれます。一方、日常会話や批判的な文脈では「だんまりを決め込む」など、相手の態度を非難するニュアンスが含まれる言葉が使われます。文脈に応じて、単なる無言なのか、意図的な拒絶なのかを判断して使い分けることが重要です。
「沈黙を貫く」の言い換え・類語・関連語
意志を持って話さない状態
あえて何も言わない態度をとる
法的な文脈などで情報を出さない
頑なに情報を遮断する様子
静寂や無言の状態を維持する
話すべき状況で話さない
公的な場で意見を避ける
情報を完全に秘匿する
反応しない姿勢をとること
静かな状態を継続する
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
本件につきましては、現時点では回答を控える方針でございます。
役員は不祥事に関する質問に対し、具体的な言及を避ける姿勢を崩さなかった。
調査中の案件ですので、現段階でのコメントを差し控えることといたします。
詳細なデータについては、現時点での公表を見送る判断を下しました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
恐れ入りますが、その点につきましてはお答えを控えさせていただきます。
先方は今後の提携について、現時点では明言を避ける意向を示されました。
会議中、彼は終始沈黙を維持する態度をとっておりました。
ご本人様は、過去の経緯について語ることを避けるよう望まれています。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
彼は都合が悪くなると、すぐだんまりを決め込むから困るよ。
怒っているのか、彼は結局最後まで何も言わないままだった。
問い詰めても、彼は頑として本当のことを口を割らない。
あいつは聞かれたくないことには無視を決め込むのが得意だ。
言い換え例文
- 記者会見で彼は終始口を閉ざし、何も語ろうとしなかった。
- 彼女は周囲が騒ぎ立てる中でも、毅然として無言を決め込んだ。
- 重要な証言を求められたが、彼は頑なに口をつぐんだままだ。
- 不都合な事実を隠すために、彼は最後まで沈黙を守り通した。
反対語・対義語
英語で言い換え
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