「無作為」とは
特定の意図や選別基準を設けず、全くの偶然に任せて物事を行うこと。統計学や調査の分野では、母集団から偏りなくサンプルを抽出する手法を指す。日常的には、深く考えずに適当に行う様子や、順序を決めずに行うことを意味する言葉として広く用いられている。
使い分けのポイント
「無作為」は統計学的な文脈では「偏りがない」というポジティブな意味を持ちますが、日常会話では「計画性がない」「適当である」というネガティブなニュアンスで使われることが多い言葉です。ビジネスシーンで「無作為に選ぶ」と言うと、相手に「いい加減な仕事をしている」という印象を与える可能性があるため、文脈に応じて「任意に」「抽出する」「順不同で」といった、より目的意識を感じさせる言葉に言い換えるのが賢明です。
「無作為」の言い換え・類語・関連語
統計やデータ処理で多用される外来語
特定の制限を設けず自由に行うこと
順序や選別をせず目についたものから行うこと
計画を立てず状況の変化に身を委ねること
深く考えずその場の判断で行うこと
選別を行わず全てを対象とすること
一定の法則性がないこと
事前の準備なしにその場の状況で対応すること
その時の気分で行動を変えること
統一感や計画性がなく散らばっていること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
全データからランダムに抽出したサンプルを分析する
調査対象を任意選定してアンケートを実施する
確率的なアプローチで検証を行う必要がある
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
参加者を任意に選出させていただきます
発表は順不同で行います
意見を偏りなく集めるため公平に選出する
全員に機会均等なチャンスを与える
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
適当に並べたカードから一枚引いてみて
テキトーに選んだお店だけど意外と美味しかった
明日の予定は成り行きで決めよう
その場のノリで決めた旅行が一番楽しい
言い換え例文
- 調査の精度を高めるためにランダムな抽出方法を採用した。
- 箱の中から任意にボールを取り出す。
- 手当たり次第に資料を読み漁る。
- 明日の会議の順番は順不同で決定する。
反対語・対義語
英語で言い換え
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