無防備である
読み:むぼうびである
「無防備である」とは
外部からの攻撃や危険に対して、何の備えも対策もなされていない状態を指します。物理的な隙がある場合だけでなく、心理的な油断や、情報セキュリティなどの管理体制が不十分であるといった抽象的な状況においても広く用いられる表現です。相手に対して隙を見せている、あるいは守りが手薄であるというニュアンスを含みます。
使い分けのポイント
「無防備」は、単に準備が足りないという事実だけでなく、本人の油断や危機意識の欠如というニュアンスを含んで使われることが多い言葉です。ビジネスシーンでは、単に「無防備」と言うと少し情緒的で主観的な印象を与えることがあるため、「脆弱である」「管理が手薄」「対策が不十分」といった、より客観的で具体的な表現に置き換えるのが賢明です。また、物理的な状態を指すのか、心理的な状態を指すのかによって使い分けることが重要です。例えば、物理的な守りについては「手薄」、心理的な緩みについては「油断」や「警戒が甘い」と表現すると、文脈に即した正確なニュアンスが伝わります。
「無防備である」の言い換え・類語・関連語
油断や不注意によって生じる一時的な弱点。
守りや備えが十分に行き届いていない様子。
武器や防具を持たず、完全に無防備な状態。
構造的やシステム的に弱く、攻撃を受けやすい。
警戒心が緩み、危機管理が疎かになっている。
守るための体制や準備が不十分である。
危険や攻撃に対して何の遮蔽物もない状態。
危険に対する意識が全くない様子。
至る所に弱点があり、非常に危険な状態。
守りの態勢が整っていないこと。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
システムの脆弱性が残る現状を早急に改善すべきです。
セキュリティ管理が手薄な箇所を特定する必要があります。
サイバー攻撃に対する防備が不十分であると指摘されました。
競合他社の動向に対して警戒を怠るべきではありません。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
現状では少々油断が見受けられるかと存じます。
昨今の状況を鑑みますと、警戒が不十分と言わざるを得ません。
万が一の事態に対して、備えが手薄な印象を受けます。
管理体制に隙が生じている可能性を懸念しております。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
そんな隙だらけの格好で出歩くと危ないよ。
スマホを置いて席を立つなんて油断しすぎだよ。
何の準備もなしに交渉に行くなんて丸腰もいいところだ。
君の守りが甘いから、すぐに付け込まれるんだよ。
例文
- 夜道を一人で歩くのは隙があると言わざるを得ない。
- セキュリティ対策が不十分なサーバーは、攻撃者にとって無防備な標的となる。
- 彼は無防備な寝顔を見せて、すっかり安心しきっていた。
- 無防備な状態で敵の陣地に踏み込むのは自殺行為だ。
反対語・対義語
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