眉唾
読み:まゆつば
「眉唾」とは
真偽が疑わしく、信用できない様子を指す言葉です。語源は、かつて狐や狸に化かされないよう、眉に唾を塗ったという言い伝えから来ています。単に嘘であると断定するのではなく、根拠が不確かで怪しいというニュアンスを含んでおり、噂話や誇大広告、信憑性の低い情報に対して使われることが多い表現です。
使い分けのポイント
「眉唾」は、相手を警戒する際に用いる便利な言葉ですが、あくまで「怪しい」「疑わしい」という主観的な判断が含まれるため、公的な場や目上の人に対して使う際は注意が必要です。ビジネスシーンでは「信憑性に欠ける」「根拠が不明瞭である」といった客観的な表現に言い換えることで、感情的にならずに冷静な指摘ができます。また、単に「嘘」と決めつけるのではなく、「真実かどうか判断が難しい」というニュアンスを保つことが、誤解を招かないためのポイントです。
「眉唾」の言い換え・類語・関連語
正体が不明で、怪しい様子。
疑わしく、信用できない。
真実かどうか確信が持てない。
証拠や根拠が弱く、信頼できない。
怪しい点があり、納得がいかない。
人を欺くための偽物やごまかし。
正体が怪しく、道徳的にも疑わしい。
根拠が曖昧で確実性がない。
信用できない代物であること。
事実かどうかがはっきりしない。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
提示されたデータは根拠が薄く、信憑性に欠けると言わざるを得ません。
その市場予測は、現在の経済状況を鑑みると疑わしいと言えます。
不確かな情報に基づいてプロジェクトを進めるのはリスクが高すぎます。
その提案内容には不明瞭な点が多く、慎重に検討の余地があると考えます。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
その情報の正確性については、少々疑わしい面がございます。
申し訳ございませんが、その資料は信憑性に欠けると思われます。
ご提示いただいた内容には、いくつか不審な点が見受けられます。
根拠が曖昧ですので、採用については慎重な判断が必要かと存じます。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ネットで見つけたその儲け話、なんだか胡散臭いよね。
あの人の言うことはいつも怪しいから、あまり真に受けないほうがいいよ。
そんなのただのまやかしだよ、騙されちゃダメだ。
説明があやふやすぎて、結局何が言いたいのかよくわからなかった。
例文
- その投資話は胡散臭いので、手を出さないほうが賢明だ。
- 彼の説明は信憑性に欠けるため、裏付けを取る必要がある。
- ネット上の噂話など、ほとんどがあやふやな情報に過ぎない。
- そんな怪しい商品を買っても、すぐに壊れてしまうのがオチだ。
反対語・対義語
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