軌道に乗せる
読み:きどうにのせる
「軌道に乗せる」とは
物事が順調に進み始め、安定した状態に入るようにする。計画や事業などが当初の不安定な時期を脱し、定常的な運営や成果が期待できる状況へと導くことを意味する表現であり、ビジネスやプロジェクトの立ち上げ期によく使われる。
使い分けのポイント
「軌道に乗せる」は、物事が不安定な立ち上がり期を過ぎ、これから自走してうまく進んでいく状態を作り出すときに用います。ビジネスでは新規事業や新体制のスタート時によく使われます。似た表現に「波に乗せる」がありますが、こちらは運や勢いを重視するニュアンスがあるため、計画的・組織的な運営を指す場合は「軌道に乗せる」の方が適しています。相手や文脈に合わせて「安定させる」「本格化させる」などに言い換えると、より的確に意図が伝わります。
「軌道に乗せる」の言い換え・類語・関連語
計画や作業を滞りなく進行させる一般的な表現
状態を確実なものにして揺らぎをなくすさま
活動や事業を本格的な段階へと移行させること
良い勢いや流れを捉えて物事をうまく進めること
新しいやり方や状態をしっかりと根付かせること
構想やアイデアを具体的な成果や実績として結実させること
組織や事業に勢いを与えて活発に動かすこと
安定した進行の基盤をより強固なものにすること
自らが順調に進み始める状態になることの受動的表現
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
新規事業を本格化させて収益の柱を作る。
システムを導入してプロジェクトを安定稼働させる。
新しい業務プロセスを定常化する。
関係部署と連携して計画をスムーズに進める。
新ルールの運用を現場に定着させる。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
計画を順調に進行させてまいります。
サービスを安定的な運営に努める所存です。
チーム一丸となって本格的な稼働へと導く。
諸手続きを円滑に運ぶよう手配いたします。
一つひとつの工程を着実に進めてまいります。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
新しい趣味をうまくいくようにコツをつかむ。
ようやく仕事の波に乗ってきたところだ。
アイデアをそろそろ形にしたい。
勉強の調子を上げていこうと思う。
準備を順調に進めて本番に備える。
例文
- 新商品を市場に投入し、早期に順調に進めることが今年度の最重要課題である。
- 前任者から引き継いだプロジェクトを、チーム一丸となって軌道に乗せた。
- 新しい生活リズムを早く軌道に乗せて、勉強とアルバイトを両立させたい。
- 店舗の経営を波に乗せるため、スタッフの接客スキル向上に力を入れている。
反対語・対義語
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