「閑古鳥が鳴く」とは
商店や飲食店などに客が全く入っておらず、ひっそりと静まり返っている様子を指す慣用句です。古くから、山中で閑古鳥(カッコウ)が寂しげに鳴く様子を、人影のない寂れた場所の比喩として用いたことに由来します。現在では、商売が繁盛していない状態を自嘲的あるいは客観的に表現する際によく使われます。
使い分けのポイント
「閑古鳥が鳴く」は、商売がうまくいっていない状況を強調する比喩表現です。非常に強いネガティブな響きがあるため、ビジネスの公式な場や、相手の店に対して直接使うのは避けるべきです。ビジネスシーンでは「集客に苦慮している」「低調に推移している」といった事実を客観的に伝える表現を選びましょう。また、カジュアルな場面でも相手の経営状況を揶揄するような響きになりやすいため、使用する相手や文脈には十分な配慮が必要です。
「閑古鳥が鳴く」の言い換え・類語・関連語
以前に比べて客が来なくなった状態
興行や商売で客が少ないこと
商売が成り立たないほど不振であること
勢いや成績が振るわないこと
活気がなくなりひっそりすること
人通りがなく静まり返っている様子
目立った成果や動きがないこと
悪い状態が長く続いていること
景気が悪く商売がうまくいかないこと
店は開いているが実質的な営業がないこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
競合店の出店により、当店は現在苦戦を強いられています。
今期の売上は、昨年に引き続き低調に推移しております。
立地条件の悪さから、新規顧客の集客に苦慮しております。
市場環境の変化により、当部門の業績が低迷しています。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
あいにく本日は、例年に比べると賑わいに欠ける状況です。
商店街を歩きましたが、人影がまばらで寂しい限りです。
連休明けということもあり、館内は閑散としております。
残念ながら、以前のような活気が見られない状況が続いています。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
平日のお昼時なのに、店内はガラガラだった。
あんなに人気だった店なのに、今はもう誰もいない。
この辺りの商店街はどこも閑古鳥だね。
せっかくオープンしたのに、全然人が入っていないみたい。
言い換え例文
- 競合店のオープンにより、このエリアの飲食店は軒並み客足が遠のいている。
- 連日の不入りにより、店主は早めの閉店を決断した。
- 商店街の多くの店が開店休業状態で、シャッターを下ろす店も増えている。
- 景気低迷の影響で、高級ブランド店も閑散としている。
反対語・対義語
英語で言い換え
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