「久闊」とは
長い間、音信が途絶えていることや、しばらく会っていない状態を指す言葉です。主に手紙の冒頭などで「久闊を叙する」という形で用いられ、相手に対して長らく連絡をしていなかったことを詫びたり、挨拶をしたりする際に使われる硬い表現です。日常会話で使われることはほとんどなく、書き言葉や格式高い場面での挨拶として定着しています。
使い分けのポイント
「久闊」は「久闊を叙する(久しぶりに挨拶をする)」という慣用句で使われるのが一般的です。非常に格式高い表現であるため、現代のビジネスメールや日常会話では「ご無沙汰しております」を用いるのが無難かつ自然です。誤用として「久闊を破る」という表現が使われることもありますが、本来は「叙する」が正当です。相手との関係性や場面に応じて、相手に敬意を払いつつ、現在の状況に適した表現を選択することが重要です。特に目上の人に対しては「ご無沙汰」という言葉を丁寧に修飾して使うのが最も適切です。
「久闊」の言い換え・類語・関連語
長期間連絡がない状態を指す一般的な表現
相手に対して連絡を怠っていたことを詫びる丁寧な表現
付き合いが途絶えて遠ざかっている状態
非常に長い年月が経過していること
他との交流が完全に断たれている様子
連絡や往来が途絶えていること
交流がなかった期間を指す客観的な表現
連絡が全くない状態を少し砕けた調子で言う表現
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
大変ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
長らくご無沙汰しておりますが、貴社の益々のご発展をお慶び申し上げます。
長年のご無沙汰のほど、深くお詫び申し上げます。
まずは長年のご無沙汰を詫びるべく、ご連絡いたしました。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
長らくご無沙汰を重ねてしまい、申し訳ございません。
長年のご無沙汰の段、何卒ご容赦ください。
長らくご無沙汰の非礼をお詫び申し上げます。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
本当に久しぶりだね、元気にしてた?
急に連絡が途絶えて心配したよ。
言い換え例文
- 大変ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 長らく音信不通となっておりましたが、ようやく連絡が取れました。
- お互いに疎遠になっていた旧友と、数年ぶりに再会を果たした。
- 長年のご無沙汰を詫びるべく、手紙を認めることにした。
反対語・対義語
英語で言い換え
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