「予断を許さない」とは
事態がどのように推移するか予測できず、安心できない状態を指す表現です。特に悪い方向へ転ぶ可能性が残っている場合や、緊張感を持って見守る必要がある状況で用いられます。単なる不確実性だけでなく、危機感や警戒心が含まれるのが特徴です。
使い分けのポイント
「予断を許さない」は、予測が困難であることに加え、悪い結果を招く恐れがあるというネガティブなニュアンスを含みます。ビジネスシーンでは、単に「予測できない」という客観的な事実を伝えるだけでなく、警戒心や緊張感を共有する際に適しています。一方、日常会話では「気が抜けない」「ハラハラする」といった平易な表現の方が自然です。また、この表現は「〜状況」「〜局面」といった名詞を伴って使われることが多く、文脈に応じて「予断を許さぬ」と連体形に変化させることで、より格調高い響きを与えることができます。誤用として「予断を許す」と肯定形で使うことはありません。
「予断を許さない」の言い換え・類語・関連語
状況が張り詰めていて目が離せない様子
文語的で硬い表現
隙を見せると危険であるという警戒感
将来の展望が見えず不安な状態
今にも危険な事態が起こりそうな緊迫感
予測が全く不可能であること
客観的に予測が困難であること
注意深く見守る必要があること
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
交渉の行方は依然として予断を許さぬ状況が続いております。
市場動向は現在予見困難な状態にあります。
プロジェクトの進捗は極めて流動的で慎重な判断が求められます。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
現段階では見通しが立ちにくい状況です。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
試合終了まで気が抜けない展開だ。
今の状況だとどうなるか分からないね。
結末がどうなるかハラハラするよ。
まだ勝負は決まっていないから油断大敵だよ。
言い換え例文
- 交渉の行方は依然として緊迫している状況が続いている。
- 今後の市場動向は先行き不透明であり、慎重な対応が必要だ。
- 試合終了のホイッスルが鳴るまで、この勝負は油断できない。
- 事態は一触即発の様相を呈しており、関係者は警戒を強めている。
反対語・対義語
英語で言い換え
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