五月雨式に
読み:さみだれしきに
「五月雨式に」とは
物事が一度にまとまって行われるのではなく、時期や間隔をあけて、だらだらと断続的に続くさまを表す言葉です。主にビジネスシーンなどで、連絡や書類の提出、作業などが一度に完了せず、小出しに何度も発生する状況に対して用いられることが多い表現です。
使い分けのポイント
「五月雨式に」は、本来は雨がダラダラと降り続く様子から生まれた言葉ですが、ビジネスシーンでは「連絡や指示が一度に来ず、何度も小出しにされるため業務が非効率になる」というネガティブな文脈で使われがちです。そのため、相手に不満や非難のニュアンスを与えたくない場合は、「逐次」や「順次」、「段階的に」などの前向きで整理された印象を与える言葉に言い換えると、より円滑でプロフェッショナルなコミュニケーションが可能になります。
「五月雨式に」の言い換え・類語・関連語
順を追って一つずつ物事を行うさまを表し、事務的で落ち着いた印象を与えます。
順番に従って物事を進めることを示し、段階的な進行を好む場合に適しています。
途切れながらも続く様子を客観的に表現する、最も中立的で分かりやすい言葉です。
一度にまとめて出さず、少しずつ小分けにして提供や処理を行うさまを表します。
まとまりがなく、あちらこちらで不規則に発生する状況を的確に表現します。
物事が途絶えがちに、わずかな量ずつ発生する様子を柔らかく表します。
タイミングを複数回に分散させて物事を行う意図を明確にする表現です。
計画性を持っていくつかのステップに分けて物事を進める前向きなニュアンスを含みます。
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
修正事項については、確認ができ次第、逐次ご報告いたします。
ご提出いただいたアンケートは、到着したものから順次集計を進めております。
追加の資料を小出しにするのではなく、一度に必要なものを揃えてご提示ください。
システム障害の影響により、本日は断続的に接続エラーが発生しております。
新システムへの移行は、トラブルを防ぐため段階的に実施する予定です。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お申し込みいただきました順次、手続きのご案内をお送りしております。
プロジェクトの進捗につきましては、折に触れてご担当者様にお伝えします。
ご不明な点がございましたら、その都度ご質問いただけますと幸いでございます。
今回の件につきましては、状況の変化に合わせて逐次ご相談させてください。
皆様にご納得いただけるよう、段階を踏んで丁寧にご説明を進めてまいります。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
新しく買った漫画の単行本が、最近ちょこちょこと発売されている。
やることがバラバラに出てくるから、どれから手をつけたらいいか分からない。
時間が細切れにしか取れないので、なかなかまとまった作業が進まない。
溜まっていた写真の整理を、休日に少しずつ片付けていこうと思う。
例文
- クライアントからの修正依頼が逐次送られてくるため、開発スケジュールの大幅な見直しが必要になった。
- アンケートの回答データが断続的に集まってくるので、完全に集計が終わるまでまだ時間がかかる。
- 新商品のアイデアを小出しにするのではなく、一度チーム内で全体像を共有した方が良い。
- トラブルに関する質問事項が散発的に寄せられたため、FAQを早急に作成して社内に共有した。
反対語・対義語
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