否決する
読み:ひけつする
「否決する」とは
議案や提案に対して、賛成の票が過半数に達せず、認めないことを決定することです。主に会議や議会などの公的な場で用いられる表現で、提出された議案が不採用となった状態を指します。単に拒否するだけでなく、正式な手続きを経て却下されたというニュアンスが強く含まれる言葉です。
使い分けのポイント
「否決」は主に議会や会議などの公的な場で、投票や採決によって議案が認められない場合に使う硬い言葉です。日常会話で使うと非常に堅苦しく響くため、ビジネスの場では「見送る」「採択しない」といった表現に言い換えるのが一般的です。また、個人の提案を断る場合は「却下」が使われますが、目上の人に対して使うと冷たい印象を与えるため、「お受けいたしかねる」「ご希望に添いかねる」といったクッション言葉を伴う表現を選ぶのがマナーです。状況に応じて、単なる拒絶なのか、手続き上の不採用なのかを明確に区別して使い分けることが重要です。
「否決する」の言い換え・類語・関連語
提案や要求を拒絶する際に広く用いられる。
申し出や議案を検討に値しないとして切り捨てる。
事実や提案の正当性を認めない。
相手の要求や提案を断るという意志が強い。
審議中の議案を成立させないことにする。
計画や提案を白紙に戻すという口語的な表現。
許可や同意を与えないという一般的な否定。
採用しないことを指す俗語的な表現。
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の予算案は、慎重を期して見送ることとなりました。
審査の結果、本企画は不採択とさせていただきます。
提案された改善案は、現状の課題に合致しないため却下されました。
議論が平行線を辿ったため、当該議案は廃案といたしました。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
誠に残念ながら、今回は承認を見送らせていただきます。
ご提案の内容につきましては、お受けいたしかねる状況です。
あいにくですが、ご希望に添いかねる結果となりました。
検討の結果、今回は採択を見送ることとなりました。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
せっかく考えた企画だけど、あっさりボツにされたよ。
あの話は結局ナシになったから、気にしなくていいよ。
その案は却下!もっと面白いアイデアを出して。
上司に企画をダメ出しされて、一からやり直しになった。
例文
- 議会で予算案が否決されたため、計画の練り直しが必要となった。
- 株主総会において、役員選任案が否決されるという異例の事態が起きた。
- 反対多数により、新施設の建設案は否決された。
- 委員会で否決された法案が、再審議を経て再び提出される。
反対語・対義語
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