「埋没」とは
土砂などに埋もれて見えなくなることや、お金や時間などが無駄になり回収できなくなることを意味します。物理的に何かが覆い隠される状態を表すほか、経済やビジネスの文脈では投資した資本や費用が成果につながらず消えてしまう状況を指して用いられます。
使い分けのポイント
「埋没」という言葉は、物理的に何かが土砂などに覆われて見えなくなるという意味と、費用や時間が無駄になり取り返しがつかなくなるという経済・抽象的な意味の大きく二つに分かれます。ビジネスシーンでは、コストや資産が回収不能になる状況を指して使われることが多いため、前後の文脈に応じて「損失」や「無駄」といった言葉に置き換えると、聞き手により正確に意図が伝わりやすくなります。また、日常会話では「水の泡」や「パーになる」などの慣用表現に言い換えると自然な響きになります。
「埋没」の言い換え・類語・関連語
人目につかなくなったり消え去ったりする様子を表します
存在していたものや形あるものがすっかりなくなってしまうことです
人目につかないように覆い隠すという意図的なニュアンスを含みます
水の中にすっかり浸かって見えなくなる物理的な状態を指します
直接の言い換えではありませんが建物が地面に落ち着く文脈で用いられることがあります
価値や効果が失われて意味をなさなくなる状態を示します
物事が途中で急に行き詰まりダメになってしまうことです
目に見える形があったものが徐々に失われていく様子を表します
形あるものが霧散するように消えていく様子を示します
必要な過程や集団から外れて存在感がなくなることです
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
回収の見込みが立たないため今回のプロジェクト費用を損失計上する
未着手の開発に投じた資金をやむを得ず費用化することになった
事前の調査不足により投じた資金が無駄金になってしまった
優れたアイデアや資産が社内で死蔵されないよう活用を急ぐ
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
これまでの計画を一度ご破算にして白紙から見直しましょう
手続きの遅れにより保有していた権利が失効してしまった
過去の多額の投資分を今回はすべて損失に帰すことといたしました
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ギャンブルにつぎ込んだ貯金がすっかりパーになってしまった
準備していた企画が急な方針転換でおジャンになった
これまでの苦労がすべて水の泡になってしまい非常に落胆した
机の上に置いていたはずのメモがどこかへ消え失せている
言い換え例文
- 大雨による土砂崩れで数軒の家屋が完全に隠没してしまった
- 過去に投じた巨額の資金が今回の不況ですっかり消滅した形となった
- 長年の努力の結晶が予期せぬトラブルによって水の泡になってしまった
- 古い資料が書庫の奥深くに長年死蔵されていたことが発覚した
反対語・対義語
英語で言い換え
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