「平身低頭する」とは
相手に対して極めて謙虚な態度をとり、心から恐縮して謝罪や願い事をすること。頭を低く下げて平伏する様子から転じ、相手の機嫌を損ねないよう、ひたすら低姿勢で接する心理状態や行動を指す。ビジネスシーンでは、重大な不手際に対する謝罪や、無理な要求を通す際などの極めて丁寧な対応として用いられることが多い。
使い分けのポイント
「平身低頭」は、相手に対して自分を極限まで低くし、恐縮する様子を表す四字熟語です。この言葉は、相手に許しを請う場面や、どうしても協力してほしいという強い願いを伝える場面で使われます。日常会話で使うと大げさな印象を与えるため、ビジネスや公的な謝罪の場など、重い責任を伴う場面で用いるのが適切です。また、多用すると卑屈な印象を与えかねないため、ここぞという時の誠意を示す表現として慎重に使うことが重要です。類語の「平謝り」はより日常的でカジュアルな響きがあり、ビジネスの公式な文書では避けるのが無難です。
「平身低頭する」の言い換え・類語・関連語
地面にひれ伏すほどに敬意や服従を示すこと
相手に対して威圧的にならず謙虚な態度をとること
相手の権威や勢いに圧倒され、屈服する様子
相手の厚意や申し訳なさに身が縮む思いをすること
事情を説明して心からわびること
相手に敬意を表したり謝罪したりする動作
ひざまずいて敬礼することを示す硬い表現
自分を低く評価して相手を立てること
相手に従う姿勢を謹んで表すこと
相手に深く敬意を払って懇願する様子
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の不手際につきまして、深く深謝いたします。
多大なるご迷惑をおかけしたことを、伏してお詫び申し上げます。
先方に対しては平身低頭の姿勢で臨む必要がある。
この度の件につきまして、謹んで謝罪いたします。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
ご不便をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
事態の収拾に向けて、誠心誠意対応させていただきます。
度重なるご依頼に、ただただ恐れ入るばかりです。
相手に対して深く拝礼して許しを請うた。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
相手が怒っていたので、ひたすら平謝りするしかなかった。
ミスが発覚して、上司にひたすら謝るしかなかった。
責任を取って頭を丸める覚悟で交渉に臨んだ。
そんなにへりくだらなくても大丈夫だよ。
言い換え例文
- 不祥事の責任を問われ、社長は記者会見で深謝した。
- 先方の担当者に低姿勢で臨むことで、なんとか契約を維持できた。
- 彼は自分の非を認め、ひたすら謝ることで事態の沈静化を図った。
- 相手の怒りを鎮めるために、誠心誠意対応する姿勢を見せた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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