「憮然とした態度をとる」とは
相手の言動に対して失望や落胆、あるいは不満を感じて、ぼんやりと気力を失った様子や、納得がいかず不機嫌で無愛想な様子を指します。本来は「失望してぼんやりする」という意味ですが、現代では「不満でふてくされる」というニュアンスで使われることが一般的です。
使い分けのポイント
「憮然」は本来「失望してぼんやりする」という意味ですが、誤用が定着し「不満でふてくされる」という意味で広く使われています。ビジネスシーンでは「憮然とした態度」という表現は相手を批判する際に使われることが多く、主観的な印象が強いため注意が必要です。客観的に状況を伝えたい場合は「不満げな様子」「納得がいかない様子」など、具体的な状態を説明する言葉に置き換えるのが賢明です。また、相手の感情を推測する言葉であるため、目上の人に対して使う際は特に慎重な表現を選ぶことが求められます。
「憮然とした態度をとる」の言い換え・類語・関連語
感情を顔に出して不満を露わにする様子
不満を抱いて投げやりな態度をとる
納得がいかない気持ちを顔に表す
不満で口を尖らせてふさぎ込む
期待外れだったという気持ちを露骨に示す
不快感を隠そうとしない様子
気力がなくなり沈んだ様子になる
納得していないことを態度で示す
隠さずに嫌な気持ちを表現する
やる気を失い適当に振る舞う
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
会議の結果に対して不満を露わにするのは控えるべきです。
先方は今回の提案に納得がいかない様子を見せていました。
予算の件について部長は難色を示しました。
彼は交渉の席で終始不快感を隠さない様子でした。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
お客様が少々ご不満な様子であるため対応をお願いします。
先方はまだ納得されていない様子であるため再説明が必要です。
先ほどから先方が不服そうな表情をされております。
私の発言で先方の気分を害される結果となりました。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
いつまでもふて腐れていないで早く片付けようよ。
そんな言い方をしたら彼が機嫌を損ねるよ。
冗談のつもりだったのに彼がムッとしてしまった。
いつまでもすねていないで仲直りしよう。
言い換え例文
- 上司からの厳しい指摘に対し、彼はふてくされるような態度をとった。
- 期待していた結果が得られず、チーム全体が不機嫌な様子を見せていた。
- 彼女は納得がいかない様子を見せながらも、作業を継続した。
- 先方は今回の条件に難色を示すなど、終始不満げな表情を浮かべていた。
反対語・対義語
英語で言い換え
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