「満更でもない」とは
ある事柄や相手からの誘い、評価などに対して、心の中では悪くない、あるいは受け入れてもよいと思っている様子を指します。完全に満足しているわけではないものの、否定するほど嫌ではないという、控えめな肯定や期待を込めたニュアンスで用いられることが多い表現です。
使い分けのポイント
「満更でもない」は、本来「満更(=全く・一概に)」という打ち消しの言葉を伴う副詞が、単独で肯定的な意味を持つようになった慣用句です。そのため、基本的には「まんざらでもない」という否定形に近い形で使われます。ビジネスシーンでは「悪くない」や「前向きに検討する」といった表現に置き換えることで、より明確かつ丁寧な意思表示が可能になります。また、相手の誘いや評価に対して使う際は、少し照れや謙遜が含まれるため、目上の人に対して使う場合は、より丁寧な言葉遣いと組み合わせるのが無難です。
「満更でもない」の言い換え・類語・関連語
否定的な評価ではないことを示す一般的な表現
進んで行う意欲があるという硬い表現
好感を持っていることを控えめに伝える表現
論理的に受け入れ可能であることを示す表現
受け入れの可能性を示唆するビジネス的な表現
評価を見直すべき価値があると感じる様子
一面の真実や可能性を認める表現
比較検討した上で許容できることを示す表現
ある程度の真実味があることを認める表現
条件次第で承諾する意思がある表現
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
ご提案いただいた条件につきましては、前向きに検討いたします。
貴社の提示されたスケジュールであれば、弊社としても受け入れ可能です。
今回のプロジェクト案につきまして、私としては異存ございません。
そのプランには、さらに深掘りする検討の余地がございます。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
こちらのデザイン案も、決して悪くありません。
先方からの申し出を、受け入れてもよいと考えております。
その方針を否定する理由はありません。
今回の移転先は、悪くない選択だと思います。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
この新しい店、料理の味も悪くないね。
君のそういう直球なところ、嫌いじゃないよ。
週末のキャンプ、それもアリだね。
この服、着てみたら意外といいかも。
言い換え例文
- 彼の提案は、今の状況を考えると決して悪くない内容だ。
- 彼女の誘いに対して、内心ではやぶさかではないと感じていた。
- この企画案は、今の市場環境を鑑みれば捨てたものではない。
- 彼が言ったことは、あながち否定できない側面がある。
反対語・対義語
英語で言い換え
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