「痛痒を感じない」とは
批判や非難を浴びても、少しも心に響かず痛くも痒くも感じない様子を表す言葉です。自分に対する攻撃や世間の評価を全く気に留めず、平然としている態度や、反省の色を示さない図々しいさまを指す際によく用いられます。
使い分けのポイント
「痛痒を感じない」は、外部からの批判や打撃に対して何の苦痛も感じず、心に全く引っかからない状態を表します。主に否定的な文脈で、反省の色がない様子や、厚顔無恥な態度を非難する際に使われます。ビジネスや公の場では「意に介さない」「取り合わない」などの表現に置き換えることで、より客観的かつ適切に状況を伝えることができます。
「痛痒を感じない」の言い換え・類語・関連語
批判などを気に留めず落ち着いている様子
自分には関係がないと冷淡に構える様子
何を言っても効き目がないことのたとえ
言われたことを全く心に留めないこと
手応えが全くないことのたとえ
手応えや手答えが全くないこと
問題として真剣に受け止めないこと
気にかける価値がないと無視する様子
事情を知りながら関わらないふりをする様子
あえて関心がないように振る舞うこと
ビジネス向けの言い換えと例文
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
取引先からの厳しい指摘に対し、彼は全く問題視していない様子だった。
競合他社からの挑発的な宣伝広告について、我が社は一切取り合わない方針だ。
世間の批判を念頭に置かない姿勢を貫くのは、組織としてリスクが大きい。
社員からの改善要求に対し、経営陣は全く耳を貸さない姿勢を貫いている。
丁寧な言い換えと例文
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
世間の風評をおもんぱからない態度は、社会的な信用を失墜させる原因になります。
いかなる意見具申も上層部にまったく取り合われない状況が続いています。
不祥事の発覚後も、会社側は一貫して無視を決め込む構えを見せています。
度重なる指導にもかかわらず、当事者には全く反省の言葉が響く様子がありません。
カジュアルな言い換えと例文
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
ネットでどんなに悪口を書かれても、彼は全く気にしていない。
あんな心ない批判なんて、完全スルーしてしまえばいいんだよ。
何度注意しても、彼女には全然言葉が響いていないみたいだ。
叱られているというのに、彼はヘラヘラして全く反省の色が見えない。
言い換え例文
- どんなに周囲から非難されても、彼は意に介さない態度を頑なに貫き通した。
- 上司からの厳しい忠告も、彼女にとっては右から左へと聞き流されるだけだった。
- 世間からの批判の声を完全スルーして、彼らは相変わらず自分たちのやり方を続けた。
- 何度注意されても馬の耳に念仏状態で、本人は少しも悪びれた様子を見せない。
反対語・対義語
英語で言い換え
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