禍根を断つ
読み:かこんをたつ
「禍根を断つ」とは
将来にわたって災いの元となる原因を、今のうちに完全に取り除くことを意味する慣用句です。問題が再発しないように根本から解決を図るという強い決意や、先を見越した予防的な措置を講じる際に用いられます。単なる事後処理ではなく、未来の安全や平穏を確保するために、芽を摘むような徹底した対応を指すのが特徴です。
使い分けのポイント
「禍根を断つ」は、単に問題を解決するだけでなく、将来的な悪影響や遺恨を完全に消し去るという強い意志が含まれる言葉です。そのため、日常的な些細なトラブルよりも、組織の存続や人生の岐路に関わるような重大な決断に対して使われるのが一般的です。ビジネスシーンでは「根本的な解決」「再発防止」といった言葉に置き換えることで、より具体的で専門的な印象を与えることができます。一方、カジュアルな会話では「芽を摘む」や「元から絶つ」といった表現が自然です。文脈に応じて、単なる対策なのか、将来を見据えた断固たる処置なのかを使い分けることが重要です。
「禍根を断つ」の言い換え・類語・関連語
問題が大きくなる前に初期段階で処理する
根こそぎ完全になくすという強い表現
原因そのものを断ち切るという直接的な表現
トラブルのきっかけを未然に防ぐ
残らず徹底的に排除する様子
悪いものをまとめて追い払う
起こる前に阻止する客観的な表現
強い意志を持って取り除く
物事の始まりから遮断する
問題を取り除くための行動全般
ビジネス向けの言い換え
仕事・メールなどで使いやすい表現です。
今回の不祥事については、再発防止のために根本的な解決を図る必要があります。
プロジェクトの進行を妨げるリスクを排除するため、早急に対策を講じます。
今後の取引における懸念材料を払拭しておくことが重要です。
組織の構造に問題があるため、抜本的な見直しを行うべきです。
丁寧な言い換え
相手への配慮を強めたい場面に向く表現です。
将来的なトラブルを未然に防ぐ措置を講じております。
問題の原因を特定し、徹底的に改善する所存です。
皆様の懸念を解消するため、誠心誠意対応いたします。
二度と同じことが起きぬよう、再発防止を徹底いたします。
カジュアルな言い換え
日常会話や親しい相手に使いやすい表現です。
変な噂は元から絶たないと、いつまでも追いかけられるよ。
トラブルになりそうな芽を摘んでおかないと後で面倒だよ。
この際、中途半端なことはやめてきれいに片付けよう。
不安要素はさっさと消しちゃったほうがいいよ。
例文
- 将来のトラブルを避けるため、今のうちに禍根を断っておく必要がある。
- 彼は組織内の腐敗を嘆き、根絶するために厳しい改革を断行した。
- 中途半端な妥協はせず、元を絶つ姿勢がリーダーには求められる。
- この問題を放置すれば後々大きな障害になるため、今のうちに火種を消すべきだ。
反対語・対義語
このページの問題を報告
ページ内の言葉の誤記や問題のある表現などにお気付きの際は、こちらのボタンよりお知らせいただけますと幸いです。このページの言い換え候補・解説はAIを利用して作成されています。重要な文章では文脈に合うか確認してからご利用ください。